本日はスマブラ20周年、本当におめでとうございます。
スマブラSPは皆さんやっていますか?
そして、皆さんはスマブラと言ったらどの作品が一番最初に思い浮かべますか?
過去の記事でも触れたが、私にとっては本当に青春を象徴するシリーズである。もしも誰かに「青春時代の一番の思い出は?」と聞かれたなら、間違いなく「みんなで朝から晩までスマブラしてたこと」と答えるだろう。いや、ごめん、ちょっと恥ずかしいからそうは答えないかも。しかし、本当にそう言いたくなるほどの思い出だ。
yanyantukeboono.hatenablog.com
目次
- スマブラの出会いと始まり
- スマブラDXのために学校から駆け抜けた日々
- スマブラXを求めて集まる者たちは人と時と場所を越え
- スマブラ for Wii U/ for 3DSと買えないWii U
- スマブラ SPECIALとこれまでの感謝
- 終わりに
スマブラの出会いと始まり
さて、『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』(以下、スマブラと呼ぶ) は、Nintendo64にて発売されたゲームである。そんな当たり前のことであるが、当時の私はこのゲームがどれほど人気なのかをさして知っていなかった。周りの友人もまだ買っていなかった記憶があるので、もしかすると発売したての新作だったのかもしれない。
父に連れられたイトーヨーカドーで、「好きなゲームを買って良い」と言われて選んだのがスマブラだったと思う。当時は『ピカチュウ げんきでちゅう』を一生懸命遊んでいたと思うし、スーパーファミコンやゲームボーイでドンキーコングやカービィも知っていた。そのため、「知っているキャラがたくさんいる!」という至極シンプルな理由だったのだろう。何故当時の父はあの時期にゲームを買ってくれたのかは思い出せないが、あの日にスマブラを買ってくれた父には本当に感謝している。
※当時はパッケージで一目惚れした記憶がある。その目に狂いは無かったぞ、幼き少年よ。
格闘ゲームでありながら、シンプルなB必殺技だけでも勝てる仕様は驚きであった。
当時の私は、『Super ストリートファイターⅡ』では波動拳が出せずにディージェイに負け、『ドラゴンボール 超武闘伝2』では、かめはめ波のコマンド入力が出来ず、悟飯の下段スライディングだけでボージャックを倒していた少年であったのだ。
話が逸れた。そんな所謂「ゲーム下手」な人でも出来る、画期的なゲームだった。
シンプルをクリアすると現れる隠しキャラたち、異常に強いネスなど、MOTHERをやったことの無かった (今も機会が無くて出来ていないが) 私からすると未知のキャラクターが出てくるワクワク感が満載であった。
結局、隠しキャラは倒せないので兄に任せていたが。
あと、謎の雑魚軍団は今でも謎のままだ。あのポリゴン生命体には何か設定があるのだろうか。
そして、ある日、友人の友人に誘われて家に遊びに行くと、みんながスマブラを楽しんでいた。当時の私は4人プレイをしたことが無く、COM3人と対戦していたので感動した。あの緑背景のキャラ選択部分がついているんだもの!!
みんなであーでもないこーでもないと話しながらやるスマブラはこんなにも楽しいのかと驚いたような気がする。実は記憶が曖昧だったりもする。とにかく楽しかった。
↓スマブラ公式HP。私は見ていなかったが、今見ると面白い。
https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/
※64は本当に名作揃いであったと思う。爆ボンバーマン2をクリア出来なかったことは今でも心残りだ。ゴールデンアイ 007や、パーフェクトダークは今でもみんなで集まってやりたいゲーム。
スマブラDXのために学校から駆け抜けた日々
2001年11月21日。私は全力疾走で家に帰ってきた。ゼエゼエと息を切らせながらも、水分も取らずに手に取ったのはテーブルの上に置かれた『大乱闘スマッシュブラザーズ DX』(以下、スマデラと呼ぶ) である。恐らく兄が買ってきてくれたのだと思う。すぐさま兄に感謝の念を送る。そしてゲームキューブにディスクをセットした。
その時の気分は、ドンキーコング64のメモリー拡張パックを入れるCMさながら (知らない人は調べてみてね) のドキドキ感であった。
64時代からは考えられないほどのグラフィックの進化、格好良い各キャラを示すOPムービーはずっと見てられた。
新たな敵も登場したシンプル、強敵揃いのイベント、横や縦をスクロールして進んでいくアドベンチャー、みんなでワイワイ大乱闘など、もう既にこの段階でスマブラとしてもひな形は完成されていたようにも思う。
友人同士で集まり、「どうしようか」という話になると「とりあえずスマブラするか」となるくらいには毎日スマデラ漬けであった。その後に続編のスマブラXが出ても、時々スマデラをみんなでやるくらいクオリティの高い作品だと思っている。
ちなみに、ここから十数年後に再びスマデラでの対戦で盛り上がることになるのだから、驚きだ。
↓公式HP。当時はインターネットが出来ず、閲覧出来ていなかったがやっぱり面白い。
※当時は、友人の家に持っていったものの、メモリーカードを忘れてキャラ出しからスタートということも多々あった。
※今でもスマブラはGCコンでやっている。スマデラ~スマブラXまででスティックが捲れたりして屍となったGCコンは数多にあるだろう。
スマブラXを求めて集まる者たちは人と時と場所を越え
『大乱闘スマッシュブラザーズ X』(以下、スマブラX) は1年ほど前から発売が待ち遠しかったのを覚えている。最後の切り札や新キャラなど、少しずつ解禁される情報に心が躍った。こんなに楽しみにしておいて、予約を忘れて発売日に買えないという痛恨のミスをしたのだが、まあそれは置いておく。
当時大流行していたWiiに待望のスマブラ。もちろん発売日から友人宅でやることが多かった。この頃は部活に入っていたため、部活仲間で大勢集まることが多かった。
「最下位交代ね!!」
そんなことを言いながら、少しでも長く続けたいので画面端でファルコンパンチや魔人拳を素振りし続けているような奴もいた。そう、私のことだ。ワザの隙を突かれて、スネークの飛び込みからの上スマでバーストされるまでが1セットだったりもする。
ストーリーモードである「亜空の使者」を一人で腰を据えて遊んだりもした。ボス戦やクロスオーバーするストーリー、美麗なムービーが心を打った。特に後半のドラグーンやらアーウィンやらが飛び交うシーンや、ラスボス戦にあのキャラが登場するシーンは今でも鳥肌が立つ。
ステージ作成でも盛り上がった。絶対すぐ死ぬステージを作って、みんなで乱闘してみたり、SASUKEみたいなステージを作ってゴール出来るかを挑戦したりと様々な遊び方が出来た。
初のオンラインでは、お手軽リンチ (アピールなどに参加しない人を3人でボコってくるという恐怖の試合である。許すまじ) を味わうなどのアレな思い出なども。
今思い出すと、恋も勉強もそっちのけでスマブラXのことばかり考えていた時代であった。青春の大半をゲームに費やしていた。
そして、7~8年後に大学生の私は再びこのゲームで盛り上がることとなった。サークル練習の合間に、卒論やらゼミやらの隙を縫ってスマデラやスマブラXで対戦し続けていた。この時期に、後輩から「スマブラの勝ち方」的なテクニックを教えてもらったからこそ、全シリーズを通してやるようになったのかもしれない。
※友人たちと本当にディスクが読み込み不良を起こすくらい遊んでいた。正直、今でも楽しくプレイできる。
↓公式HP。毎日更新を確認していた。初更新が11年以上前とか信じたくない。
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※一家に一台レベルで普及していたWii。VCのために無線LANを繋いでくれるように懇願した人も多いのでは?本当に一台で何でも出来るすごい奴であった。
スマブラ for Wii U/ for 3DSと買えないWii U
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U / for 3DS』は意外とゆっくりと遊び始めた記憶がある。当時は段々と「ゲームより現実をエンジョイ!」みたいなことを考えて生きており、少しだけコンシューマ向けゲームから離れつつあった。これは、高校、大学の進学を通して、家で一緒に遊んでいた旧友たちが散り散りになったのもあるだろう。
また、機種の問題もあった。Wii Uを買っていなかったのだ。そのため、「やっぱりスマブラは据え置き機で!」という、イシツブテのように凝り固まった思考から、3DS版はトレーニング用と位置づけて購入した。
しかし、問題はここから起こり始めた。
Wii Uが手に入らない問題である。
スタートダッシュがあまりにも遅すぎたため、Wii Uが手に入らなかったのだ。『Splatoon (スプラトゥーン)」や『スーパーマリオメーカー』などがこれほど流行るとは思わず、「まあいつでも買えるだろう」などと油断していたのが間違いだった。動画などを見ていて「スマブラ欲しいな」と思ったときにはもうどこかしこで売り切れであった。
町中かけずり回ったが、結局Wii Uは買えなかった。こんなこともあって、結局DLCは購入せずに終わってしまったのだ。南無。
Wii Uを買えなかった話になってしまったが、3DS版ももちろん楽しかったし、全キャラ解放するくらいには遊んだ。何よりも、外出先でスマブラが出来るというのはシリーズを遊んできたものとしては、不思議な感覚だった。
ちなみにガチ1on1も少しやっていたが、勝率は驚くほど低かった。ルフレをメインにしていたが、中々難しかったなあ。
※画像はプレミアムセットですが、当時はベーシックセット含め、どこを回っても売ってませんでした。丁度スーパーマリオメーカーとかも流行ってたからなぁ……。
↓公式HP。こちらもDLCなどをチェックしていたが、Twitterの方が使ってたかも。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
※初の携帯ゲーム機版スマブラのfor 3DS。当時は出先でも触ってました。リトルマックがお気に入り。
※結局買えずじまいだったfor Wii U。欲しかったなぁ……。
スマブラ SPECIALとこれまでの感謝
『大乱闘 スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、スマブラSP) には、本当に感謝しかなかった。
いや本当に。
まさか、全てのキャラクターにプラスして最新キャラが入るとは流石に予想していなかったので、発売前のトレーラーには震えた。この時のことについては、前述した記事に書いているのでそちらを読んで頂きたい。
私個人としては、この作品はスマッシュブラザーズシリーズの集大成だと思っている。もしかしたら、ここでスマブラの歴史は最後になるかもしれない。そんな少しの寂しさすら感じてしまう。それほどまでに良く出来ていると感じてしまうのだ。
アドベンチャーや隠しキャラも沢山でボリューム満点である。難点としては、難しいステージが割とあったりするのでCOM戦などで苦戦してしまうかもしれない。
幸い、現在の私はオンライン上で一緒にゲームをしてくれる友人や、リアルで一緒に集まって遊んでくれるような友人がいる。
何年経っても、スマブラをしているときは「あの時の青春時代」に戻っているように感じるのだ。
だからこそ、私はスマブラに感謝をしているのだ。
※待ちに待ったスマブラ最新作!!未だにプレイするときは、ワクワクしてしまいます。ちなみに使用キャラは、パックマンとガオガエンがメイン。
↓公式HP。公式HPってどうしてこうワクワクしてしまうんでしょうかね。
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※Nintendo Switchは持ち運びできるのが強いですよね。スマブラSP以外にも面白いゲームは沢山あるので、個人的には買って損は無かったと思います。
終わりに
そんなこんなでスマブラ愛を語ろうとしたところ、自分の人生について振り返ってしまったような気分である。だが、それだけスマブラとは自分の中に根付いたゲームであるし、青春時代の象徴なのだ。
もし、この長い記事を読み進めて、少しでもスマブラシリーズに興味を持ってくれた方、スマブラSPで復帰してみようかなと考えた方は、今がチャンスであると思う。スマブラSPはとても楽しいぞ!!まだまだDLC等の展開も続くぞ!!
一緒にやろうぜ!!
最後に、こんなに素敵なゲームを作って下さった有限会社ソラ、HAL研究所、バンダイナムコを初めとした様々なゲーム会社、開発者の桜井正博さんや岩田聡さんなどの関係者の皆様に沢山の感謝を込めまして、
20周年本当におめでとうございます。
DLC第2弾も気になる!!楽しみっす!!