人は涙を流す生き物です。
何故人は泣くのかといいますと、まあ情動二要因説やら、悲しいから泣くやら、泣くから悲しいからどうだと、ややこしい話になるんですけども。とりあえず、人は泣くことで気分が沈んだり、逆に元気になったりする生き物です。
では2020年を振り返ってみると、皆さんは泣くことがありましたでしょうか?
私は最近だと、『ポケモン』のスペシャルMVで涙腺がガタガタになってしまいました。年齢的にポケモンは初代から遊んでいたし、アニメもよく見ていたので凄く思い入れが深いシリーズなんですよね。また、BUMP OF CHICKENさんも大好きなバンドなので歌の面でも響く部分がありました。
【Official】Pokémon Special Music Video 「GOTCHA!」 | BUMP OF CHICKEN - Acacia
特に、歴代チャンピオンからのミュウツーとの対峙の場面は初見時に鳥肌が立ちっぱなしでした。また、扉の前に立ちはだかるグリーンとシロガネ山でのレッドとの激戦はリアルタイム世代からすると胸熱でしたね。そして、弟にフェードする兄と、「キョダイ火炎ボール」を背に立つ剣盾主人公の覚悟が決まっている感じもかっこいい。
そして、最後に出てくる優しく見下ろす歴代博士!! ずるいよ! そんなのは泣いちゃうよ!! と言う気持ちでした。アレは反則だよ。
ポケモンというシリーズと共に育っていった世代のため、なんだかんだで今もポケモンが大好きなんだな、と思わされるMVでした。
そんな風にグッと来たことと同時に、凄くおこがましいことなんですが、「自分もこんな風に長く愛されるシリーズを作りたいな」という、悔しいというか羨ましいという感情が湧いていたんですよね。特にオリジナルと呼べるような作品を世に出したこともないし、ましてポケモンのMVでそんな感情が芽生えるなんて、自分でも驚くべきことだったんですけども。
個人的に、どんな形であれ「何かを作る」という行為をしている人って自分の中でリスペクトの気持ちが強くて、創作活動は続けることだけでもパワーがいることだと思うので、長く作品を作り続ける方は本当に凄いことだと思います。
なので、何かを作り続けている人は本当に誇って良いことだと思います。
この「何かを作る」ということは月並みな考えではあるのですが、「自分の存在を残す行為」でもあると思うです。誰かに自分の作品が愛され続けているということは、ある意味で自分の存在証明にもなるんじゃないでしょうか。
ポケットモンスターシリーズは、来年で25周年です。四半世紀愛されてきたシリーズと考えると本当に凄いです。そんなポケモンも、長い時間をかけて沢山の人に愛される作品へと成長していったのだと思います。
つまり、我々も今から自分の作品を作って大事に継続していけば、有名になったり、世界中で人気にはならずとも、誰かの思い出になることができるのではないでしょうか。それこそ、ポケモンのように、長く愛されて続けていくような作品を作れるかもしれないのです。そんな形で自分の存在がどこかに残り続けることは凄く素敵だと思います。
このブログや私が作るものも、あと25年くらい更新し続ければ、誰かにとっての思い出になったり、私の「生きた証」として残り続けてくれるのかもしれません。そうなっていけたら嬉しいですね。
生きた証や!!
あかしや……? あかしあ……?
アカシア!!
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……はい。では、また次回。