ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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VociePlayの『ACA TOP 10 - Video Games』はゲーマーにとっての「エモさ」が詰まっている

Hey~!!

 

皆さんは「アカペラ」を聞く機会はありますか? 私は色々とあってアカペラの楽曲がとても好きです。人の声と声のハーモニーが突き詰めると、ここまで美しい音になるのかといつも感動してしまいます。

 

ただ、アカペラといっても一人で歌っている動画ということではなく、コーラス兼ボーカル、ベース、ボイスパーカッションの4~6人程度で構成されている「アカペラグループ」の曲をよく聴きます。日本のアカペラグループでは、「ゴスペラーズ」や「INSPi」がメジャーかもしれないです。

 

やはり、「アカペラグループ」と聞くと、多くの人は「ハモネプ」を思い浮かべるのではないでしょうか。最近だと、「PENTATONIX」などがTVでも流れることが多くなってきたので、今までよりもアカペラ曲の認知度は高まっているようにも感じます。

ペンタトニックス (Japan Version)

PTX Vols. 1 & 2 (ジャパンエディション)

PTX Vols. 1 & 2 (ジャパンエディション)

 

 

今回は、そんなアカペラグループの中でも私が大好きな「VociePlay」というグループから一曲紹介したいなと思います。色んな方向にフラフラしている本ブログですが、一応メインとしているのはゲームなので今回もゲームに関する曲の紹介ですよ!

 

まずは、「Voice Play」の説明から。「Voice Play」とは、男性5人で構成された外国人アカペラグループであり、コーラス、ボイスパーカッション、ベースというスタンダードな構成です。最近では、メインにゲストボーカルを1人招き入れて演奏をすることも多いです (下記の『I knew you were Trouble』では中心の女性がゲストボーカル)。

I Knew You Were Trouble/As Long as You Love Me (feat. Rachel Potter)

I Knew You Were Trouble / As Long as You Love Me (feat. Rachel Potter)

I Knew You Were Trouble / As Long as You Love Me (feat. Rachel Potter)

  • VoicePlay
  • ポップ
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

彼らは、ただの演奏だけではなく声だけで様々な世界観を表現しているという特徴があるように思います。特にこの『Road Trip』なんかでは、本人たちの会話することは一度も無いのに、動作と声だけで「車での出来事」だと、すぐに分かるような「魅せる」アカペラを披露していたりもする凄い人たちです。

 

声や動きなど、マイク一本と全身を使うことで世界を表現することが出来るというのもアカペラの凄いところですよね。


Road Trip - VoicePlay Live

 

そんな彼らの曲の中に『ACA TOP 10』というシリーズがあります。この曲はその名の通り、海外での色んな曲トップ10をアカペラメドレー形式で演奏していく動画です。その中でもゲームをテーマにした『ACA TOP 10 -Video Games』という動画が私は大好きで何度も聴いてしまいます。

 

これに関しては、とりあえず何も言わずに聴いてほしい!

 


ACA TOP 10 - Video Games

 

ちゃんと曲に合わせて映像もついてるのも良いのですが、ゲームそれぞれの世界観を大事にしたハーモニーが心地よいです。『ポケットモンスター』では旅立ちの壮大さを出し、『ファイナルファンタジー』は神秘的に、『スカイリム』は幻想的で、『ゼルダの伝説』では2Dのドットから3Dへの切り替わりで盛り上がる。そんなゲーム体験の表現。

 

テトリスでは、口笛でハーモニーを表現するというアイディアも面白いです。アカペラ曲で口笛でのハモりを利用するというのって、意外と少ない気がする。『モータルコンバットのフェイタリティの再現も原作愛を感じますよね。

 

個人的に一番好きな部分は『スカイリム』の「ターラーララー」(動画内 1:26辺りから) ののハーモニーが幻想的で美しい所ですね。このアレンジ自体も凄く良くて、原曲も素晴らしいのですが、ファイナルファンタジーからメドレーとして繋ぐにはあまりに勢いが強すぎるため (そもそも原曲版は大人数の男性合唱)、やや落ち着いたテイストにしたことで全体がまとまっています。

 

この一曲の中に、ゲームをしたときの面白さやワクワクを感じられて、まさしく情緒的を揺さぶられる「エモさ」がぎゅっと詰まっているように感じます。普段は「エモい」という言葉はあまり使わないのですが、この曲に関しては間違いなく「エモい」です。

 

声が織りなすデジタルなゲームのハーモニーをどうか心ゆくまで楽しんで頂きたいと思います。そして、もしよろしければ他のアカペラ音楽にも触れてみて頂きたいです。