ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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各作品で次々に明かされ始める真実! そしてあの作品が連載終了!【そして時は動き出す④ (2019年16号~22・23合併号)】

こ 3月といえば、お別れの季節。卒業式や修了式などで心がゆらぎやすい時期ですね。この時期は不安もいっぱいだと思います。でも時期が落ち着けば、またみんなと会うこともきっと出来ますので、怖がりすぎずに深呼吸してやっていきましょうね。

 

ということで、今回はあの作品が連載終了してしまいました。始まりがあれば、終わりあり。逆にいえば、終わりがくれば、新たな始まり「新連載」が始まります。次回からの新連載は『ナルト』の作者が原作を担当しているとのこと。ちょっとした噂は聞いているのでアレですが、楽しみですね! では、今回も「そして時は動き出す」を元気に書いていきましょう。

 

前回の記事は以下からどうぞ。また、「そして時は動き出す」の概要やバックナンバーはタグからも飛べますよ!

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

 

今週は2019年16号~22・23合併号までの7号分の感想です! (18、20、21号の表紙は感想のところにあります) 前回よりも多めに読み進めてます!

 

週刊少年ジャンプ(16) 2019年 4/1 号 [雑誌] 

週刊少年ジャンプ(17) 2019年 4/8 号 [雑誌]

週刊少年ジャンプ(19) 2019年 4/22 号 [雑誌]

週刊少年ジャンプ(22・23) 2019年 5/20 号 [雑誌]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼滅の刃』 第150~156話

週刊少年ジャンプ(18) 2019年 4/15 号 [雑誌]

 

遂に猗窩座の実力を超え始めた炭治郎! 無我の境地のように殺意を無くす一撃がカッコ良かったです。というか殺気を無くして熊を仕留めるって、炭治郎のお父さん病気が無かったら柱よりも強かったのでは……? ポジション的には、北斗の拳の「トキ」を思い出すポテンシャルですね。ifルートで、同じ年齢ながら病に侵されず呼吸を使いこなしてた父親とか見たい。というか、お父さんって鬼殺隊や日の呼吸の人と何らかの関係性があったりするのかな。

 

そして語られる、猗窩座の生前。猗窩座もとい「狛治」の人生、あんまりじゃないか……。守りたいものを奪われ続け、悉く平穏を壊され続け、最期には鬼舞辻無惨という鬼に己が命までも奪われるとは。確かに、連続殺人事件は起こしているので、最終的には悪人かもしれないけど。更生することを放棄したのではなく、そのチャンスをもがれてきたのはあまりに辛い。猗窩座が炭治郎を憎むのには、己がついぞ至らなかった漢や、守れなかった記憶を無意識に重ねてたからなんだなぁ。それでも炭治郎に敗北したことを認め、自らの技で一番許せなかった自分自身を滅する。やっと最期に「狛治」である自分を認められて救われたんだね。

 

あと、冨岡義勇の外伝も載ってましたね。絵のテイストは違いますが、キャラクターはかなり原作に似せて描かれていて違和感なく読めました。本編では鬼を切ったり、切られる鬼の境遇にスポットが当たっていました。この外伝は、鬼となった存在を持つ残された家族の話題でしたね。切なくも優しい鬼と柱の話。柱の見開きがカッコ良い。そして最後の冨岡さんの笑顔がめっちゃ見てえ!!

 

読んでて思ったのですが、鬼滅に出てくる鬼って『ジョジョの奇妙な冒険』1部の吸血鬼と同じ特徴ですよね。元になった血の持ち主がひとりの男 (鬼舞辻無惨とディオ) だったり、首を刎ねるか日光に当てないと死なないところとか。ある意味では和製ジョジョ1部っすね。ということは、再びジョジョ1部も流行る可能性が……? 今の時代にジョジョ1部が描かれていたら、3部以降や鬼滅のように仲間も多めになってそうですよね。

 

 

約束のネバーランド』 第127~133話

週刊少年ジャンプ(20) 2019年 4/29 号 [雑誌]

 

「邪血の少女」という鬼との共存の可能性も出てきたが、それはノーマンからすると諸刃の剣でもある。つまりノーマンからすると始末の対象、エマからすると守りたい友達となって対立する形に。また、ノーマンも「ラムダ」の農園でされていたことと同じようなことを鬼たちにしていた様子。正直エマの考えが上手くいって欲しいけど、ノーマンたちの考えも否定できない。虐げられた側の苦しみは、果たしてどのようにして救済されるのか。落とし所が気になるところ。そしてノーマンは結構な胃痛ポジにいながらも腹は決まっている様子。でも、エマが言うようにかなり無理している感じはありますね。

 

そして、鬼側の貴族と女王陛下も全員集合。貴族側も一枚岩ではない様子。何だか鬼側も人間社会と殆ど変わらない感じですね。というか、てっきり「陛下」っておじいちゃん的な見た目かと思ってたけど意外にも女王でびっくりしました。貴族同士の謀反なども絡んだりして、今後はより一層複雑な状況になっていきそう。貴族たちの思慮深さを鑑みると、ノーマンたちの計画が一筋縄では行かなさそうだが……。

 

一方で七つの壁の扉を抜けたエマとレイは、懐かしのグレイス=フィールドハウスへ何故か到着。「???」が侵入者の記憶から場所を形成しているのか、はたまたグレイス=フィールドハウス自体が、この場所をモデルにしているのか。ただ、描写的には前者っぽいのかなと思います。また、エマ、レイ、ノーマンたちが「???」の供物であると言われていたのも気になるところ。

 

 

『呪術廻戦』 第51~57話

週刊少年ジャンプ(21) 2019年 5/6 号 [雑誌]

姉妹校交流戦での大混乱は、帳を破って見せた「五条 悟」の圧倒的な力で決着。本当にこの人チートキャラだな。しかしながら、真人ら呪い側も謎の特急呪物や宿儺の指を奪うという目的を達成した様子。そして、何故か野球で交流戦の決着をつける高専生たち。平和な感じで一区切りでした。この流れからして、渋谷での五条 悟封印の件に突入していくのかと思いきや、伏黒の元中学校周辺にて八十八橋での呪いを追うことに。度々話題に上がっていた津美紀が伏黒の姉であることが判明。さらに、今回の被呪者の一人とのこと。

 

呪霊を払うために向かった橋の下では、特急呪物の「九相図」や虎杖が死ぬきっかけとなった特級呪霊が再び登場。かなり色んなことが起こってます。そして平然と特級呪霊が登場するようになってきましたね。今回は伏黒がメインになりそうなので、ここで宿儺が期待する何かが開花し始めるんでしょうかね。相変わらず主要人物の関係者が事件に関わり続けていて、ヒリつく展開が続いています。油断ならない作品だ。

 

そういえば、『呪術廻戦』と野球チームコラボがやるらしいですね。多分アニメとのタイミングを合わせて発表になったのだと思いますが、そんなに野球メインじゃない作品でのコラボでおもろかったです。野球ほぼ1話しかしとらんぞ!!

 

www.famitsu.com

 

 

僕のヒーローアカデミア』 第220~226

僕のヒーローアカデミア 24 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

「異能解放軍」という第三勢力の介入と、「僕のヴィランアカデミア」が開幕してますね。死柄木は自分の個性で家族を殺めてしまったとのこと。うーん、記憶が断片的なのがちょっと怪しいです。家族の手に対する正体不明の苛立ちといい、もう一波乱ありそう。ただし、それを知った死柄木が味方になるのかといわれたら、あったとして先生の側にも属さない新たな大ヴィランが誕生するだけのような気もしています。それまでの本人やメンバーの行動が残虐すぎるので、ちょっと改心は考えにくいかなぁ。

 

ともかく、ヴィランながらもヒーローチームのように仲良しな面々。こうした敵側の成長も丁寧に描かれている作品、良いですよね。主人公めいた成長する敵というと、「吉良吉影」などを思い出します。着々と力をつけるヴィラン連合ですが、異能解放軍と激突することに。早速乱戦となり、トガヒミコが劣勢の中コピー能力をより進化させて勝利しました。とんでもなく邪悪な笑みを浮かべるトガヒミコをみて、「やっぱり彼女たちはヴィランなんだなあ」と思ったり。アンチヒーロー」というよりも、圧倒的に「ヴィラン」であることも彼らの魅力かもしれません。

 

 

 

ブラッククローバー』 第198~203話

ブラッククローバー 21 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

エルフとの戦いは、真の敵「悪魔」の出現で状態が急変。ここにきて、アスタの「5ツ葉のクローバーの魔導書」がキーになりそうです。ただ、どうやらアスタの本に宿る悪魔は別個体の様子。今回登場した悪魔もその正体を知らないということは、かなり謎の個体です。あと、アスタがパトリに対して尊敬していた魔法帝を殺したことへの自分の怒りはちゃんと伝えつつも相手に「オマエ達のことも諦めねー…!!!」と伝えるシーンが最高でしたね。聖人のように許すわけではなく、許せないが許したいとはっきり伝えるのが真っ直ぐですごく良い。『ワンピース』や『ナルト』のような王道少年誌の主人公をしていて、スカッとしました。結局こういう王道が好きなんだよなぁ! ちょっと展開が子供向けに感じていたブラッククローバーですが、ここに来て良い意味での王道に進み始めて作品としての魅力がグッと固まった感じがします。

 

ネロの導きによって、初代魔法帝も復活。ネロと初代魔法帝の元ネタって、童話の『幸福の王子』ですよね。個人的にすごく好きな童話なので活躍が楽しみです。童話の方は比較的メリーバットエンドって感じですが。

 

 

チェンソーマン』 第14~20話

チェンソーマン 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

「永遠の悪魔」への対処法が、永遠と痛みを与え続けて弱点を露出させるのを待つって、おおよそ主人公のやるパターンじゃなくて面白かったです。「永遠の悪魔」が永遠に続く苦痛に耐えかねて死ぬっていうのは中々に皮肉の効いた決着で爽快でしたね。ジョジョの敵キャラのように、たいして強くない能力でも状況や応用の仕方によって能力が強力に作用するのが厄介ですね。……なんか今回、ジョジョを引き合いに出すことが多いな。

 

デンジ、少年誌の主人公にしては頭のネジが吹き飛んでいるのが良いなぁ。その一方で、理由をつけて仲間を助けたりもしていて善性が無いわけでもなく、少年誌の主人公としての矜持は保たれていると思います。ぶっきらぼうで借りを作るのが嫌いなくせに、ちゃんと借りは返すことは忘れない。そんな性格が好きになれないような、でも嫌いにもなれないという絶妙なバランス。スルメみたいに咀嚼していくことで魅力が出てくる、味のある主人公です。

 

それと今回気になったのは「永遠の悪魔」が語っていた、「昔よりずっと弱くなってる!!」「哀れ」「チェンソー!!」という言葉ですね。つまり、本来の「チェンソーの悪魔」もとい「ポチ太」は相当強い悪魔だったんでしょうか。でも、それなら何故デビルハンターたちに存在を認知されていないんだろう。しかも、何故デンジに拾われるような状態に? 悪魔たちの言い方的にも、元々ポチ太も悪魔を狩る悪魔だった? そして、何故「永遠の悪魔」たちに恨まれていたのか。謎は深まるばかりですが、今後の展開に期待ですね。

 

 

 

『神緒ゆいは髪を結い』 第2~8話

神緒ゆいは髪を結い 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

1話では内容がごちゃついて感じていた作品でしたが、話数が進んで内容を咀嚼していくとパターンが見えてきてちょっと好きな作品になってきました。作品の雰囲気自体は、ほどほどエロのシンプルな学園ラブコメって感じですね。今のところは、よくあるパターンで白→黒に惹かれていく感じになりそう。鍵斗の魅力が2話以降どんどん出てきているので、頑張って振り回されて欲しいところ。この手のラブコメはマンネリ化をどう避けるかが重要だと思っているので、今後に期待です。白ゆいの魅力は何度も描かれていますが、黒ゆいが今のところ暴れ馬的な扱いなのでどうなっていくかが気になります。あと、奈央や他サブキャラたちの活躍も見たいですね。

 

 

 

他にも、ドクターストーン『ワンピース』も怒涛の展開でしたが、その辺りはまた来週にでも。全然関係ないのですが、『獄丁ヒグマ』の「篝手 ハルマ」が個人的にどストライク過ぎました。ああいう男勝り系眼鏡キャラ好き。

 

あと、『ネオレイション』が打ち切られましたね。うーんまあ妥当というか……。

ne0;lation 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ブラッディ・マンデイのように凶悪犯罪者にハッキングの知略戦かと思いきやそうでもなかったり、相棒の腕っぷしが強いので現場で活躍するのかと思ったら苦戦気味だったりと中途半端な印象でした。レミングス」辺りの展開は好きでしたが。あと主人公の性格が、少年誌の属性っぽくない感じがしましたね。魅力を出し切らないままだったというか。

 

このままの様子だと、『獄丁ヒグマ』食戟のソーマも順次連載終了しそうな流れですね。ソーマは一区切りで綺麗に終われそうですが、ヒグマは「翁」の正体が本誌では明かされずに終わりそう。キャラクターは結構好きなんだけどなぁ。