ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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ゲームと私 第11回 「姉と遊んだ『大爆笑‼︎ 人生劇場 〜大江戸日記』のトラウマ」

春はあけぼの。眠たくなる季節です。ゆっくり寝るのも気持ちが良いのですが、それだけでは生きていけないのが世の常というもの。人生っていろいろありますよねぇ。

 

そんなわけで、今回紹介する思い出深いゲームは『大爆笑‼︎ 人生劇場 〜大江戸日記』という作品です。知る人ぞ知る名シリーズ『爆笑 人生劇場』シリーズの第7作目ですね。「双六ゲームといえば、桃太郎電鉄 (以下、桃鉄と略す) シリーズ!」という方も多いかもしれませんが、我が家では本作が双六ゲームの定番でした。

 

SF大爆笑人生劇場~大江戸日記~

 

ゲームとしては、サイコロを転がして進む一般的な双六ゲームです。勝敗も総資産額で決定される、いわゆる桃鉄式のルールですね。桃鉄のカードのように、巻物というアイテムを駆使してライバルを妨害したり、自分に有利な状況を作り出すことも出来ます。

 

 

 

ただ、本作は「人生劇場」の名の通り、幼少期から老後に至るまでの5つのステージでゴールを目指して進めていきます。細かくキャラクターのビジュアルも変化するので、視覚的にも面白い要素ですね。幼少期は後述するパラメーターを上げるステージ、その後はお金をためたり、結婚をしたりと自由に戦略を練っていく形になります。

 

パラメーターは様々な能力値で、イベントごとに「力」や「学問」など色々なパラメーターを上げられます。また、どの能力を上げたかで職業が決まります。呉服屋などで服を装備することでも、このパラメーターは底上げも出来ます。その他にも友好度をはじめとした要素や、各パラメーターの差などによって状態異常を起こしたり、結婚や子供を授かったりするイベントが起こったりもします。一見複雑そうですが、遊んでいくとそうでもなくて面白いです。

 

このパラメーター調節が中々に難しくて。気づいたら「力」ばかり上がっていて、「野生化」(髪型がざんばら頭になってしまう状態異常) してしまうことがしょっちゅう起こっていました。イベントによってパラメーターが上下するので、狙った状態を作り出しにくいんですよ。また結婚も、選んだ相手によって浪費イベントや家財を増やすイベントが起こるので、毎プレイごとに相手を変えてみるのも楽しいです。

 

イベントも多種多様で江戸時代だけあって「一揆」が起こったり、ライバルたちとの領地争い、愛人を作る、ライバルたちの不満を買いすぎると始末屋に報復されることなどもあります。あと、「さよちゃん」という巫女さんがかわいい。

 

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ゲーム中には、ミニゲームや3Dダンジョンなどの要素も取り入れられており、様々な遊びが楽しめます。当時の私には、3Dダンジョンの雰囲気が少し怖く感じましたが。そんな楽しいゲームなのですが、実は本作にトラウマがありまして。

 

というのも、本作のイベントの一つにリアルめな顔がドアップで映るものがあるのですが (記憶の中では「アゴが外れる」イベントでしたが、確認してみると「本を間違える」イベントでした。もしかしたら記憶違いだったかもしれないです) 、そのビジュアルがマジでトラウマなんですよ。急に顔が大きく映るのが本当にビックリするし、怖くて。ちなみに参考画像を探てみたらあったのですが、今でもちゃんと怖かったです。マジでトラウマ過ぎて夢に出てきそう。タイトーはなんでこんなところに力を入れてるんだ!!

 

※以下の画像検索の多分4~5番目くらいの顔のアップです。結構怖いので閲覧注意です。

www.google.com

 

そのシーンがトラウマなのに、我が家の悪魔のような二人の姉達 (当時) は嬉々として私に見せつけてきていました。多分、そのことは一生忘れません。他にも、半ば強制的に「せんだみつおゲーム」をさせられて、私がミスした際に姉から繰り出されるツッコミの勢いで鼻血が出る。夜中に「ウォーリー探してみて!」と言われ、探してみるも実は「ウォーリーを探さないで」でビックリして大泣きさせられる。等々、様々な 悪行 イタズラで散々な目に遭わされてきました。

 

(※「ウォーリーを探さないで」とは、『ウォーリーを探せ』のような画像から、急に怖い顔に切り替わるビックリ動画です。「検索してはいけない言葉」の一つですので、こちらも閲覧注意です。検索は自己責任でお願いします。)

 

そんな姉達も歳を経て、今となってはすっかり優しくなりましたが。一応、姉達の名誉のために言っておきますが今は普通に仲良しですよ。本当に!

 

話は逸れましたがゲームとしては凄く面白くて、クリア後にその生涯が決まるシステムもすごく好きです。就いていた職業や、踏んだイベントの内容、結婚の有無や子供の人数、愛人の数など様々な要素から決定される後日談も面白いです。こういった後日談システムは、ファイアーエムブレムシリーズにもありましたよね。

 

スーファミのマルチタップにも対応していますので、最大5人まで参加できるのも良いところです。みんなでやると結構白熱出来るゲームですので、スーパーファミコンをお持ちの方は是非一度遊んでもらいたいなと思います。リメイクとか移植されたら良いのになー。

 

ちなみに、このゲームを友人と遊んでいる様子を撮ったホームビデオ的な動画もニコニコ動画にあげていた気もしますが気のせいだったみたいです (削除済み)。

 

そんな苦々しいことも多かった『大爆笑‼︎ 人生劇場 〜大江戸日記』も今となっては良い思い出です。でも全国の兄弟姉妹諸君は、相手の嫌がるイタズラをしすぎないようにするんだぞ! 下手したら、その後の兄弟姉妹仲が悪化したままになるから注意だぞ!