ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

ゲームやYouTube、漫画・特撮が好きな人のブログ。ゲームの話題がほとんどです。

君臨する悪のカリスマと小さき戦士たち!! 今後が楽しみな新連載が2作も登場!!【そして時は動き出す⑦ (2019年35号~40号)】

3月末です。気づけば4月も間近まで迫ってきましたね。あと数日で本格的に新生活がスタートするという方も多いかもしれません。私は4月からも生活に大きな変化もない予定です。最近変わったことも、モンスターハンター ライズ』にドハマリして寝不足になったくらいですね。

 

無事ブログの執筆ペースにも支障をきたしているので、何とかブログだけはキチンと書いていくようにしたいです。モンスターハンター ライズ』本当におすすめですよ!(ダイマ)

 

それでは、今週分も進めていきましょう。前回までの流れは以下からどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

 

今週は2019年35号~40号までの5号分の感想です! (38~40号の表紙は感想のところにあります) 今回は5号分まで読み進めました!  今週は新連載も多かったですよ!

 

週刊少年ジャンプ(35) 2019年 8/12 号 [雑誌]

週刊少年ジャンプ(36・37) 2019年 8/19・26 合併号 [雑誌]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約束のネバーランド』 第144~148話

週刊少年ジャンプ(38) 2019年 9/2 号 [雑誌]

 

ついにノーマン、エマ、ムジカたちの全員が王都へ向かうことに。いよいよクライマックスなんだなと思います。「???」がエマに求めた「ごほうび」は一体何だったんでしょうね。「エマの……」なので、エマに関わることは間違いないとは思うんですが。もし友人を捧げるということであれば、エマは契約しないと思うので「エマが今後も鬼と人間たちの調停役となり続ける」とかですかね。「エマの友達に僕も加えて欲しい」とかだったら可愛くて良いんだけどなぁ。

 

謀反に関しては、もう少し頭脳戦が繰り広げられるのかと思いきやあっさりと制圧。ただ、ノーマンに残されたリミットもあまり長くは無い様子。最後には何とかエマとレイ、ノーマンの3人で和解して欲しい! そして、反逆軍のリーダーである鬼の正体はギーランでした。元々は民のために尽力してきたギーランが五摂家に反逆の炎を燃やすようになった話は悲しかったですね。結構敵と味方の立場が大きく入れ替わり続けていますが、果たして陛下を倒すことは出来るのか。

 

全然関係ないのですが、ティファリの日にちが私の誕生日で笑ってしまいました。そのせいで、ティファリという日によくわからない親しみを抱いています。26年後か……遠いなあ。

 

『呪術廻戦』 第69~73話

呪術廻戦 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

みんな大好き五条先生の過去編が続いています。一見不穏な懸賞金や誘拐騒動が起こりますが、五条と夏油の名コンビがあっさりと解決。散々沖縄で楽しそうな様子が描写されていたので、この後は地獄みたいな展開が起きるのだろうなと思っていました。でも、五条がまさかの敗北からの天内の射殺はあまりに地獄では。登場人物と読者を当たり前のように地獄へ突き落とすな。しかも夏油までやられてしまうという最悪の状態に。過去編ということである程度覚悟していましたが、しっかりと地獄みたいな展開が続きますね。

 

伏黒は天与呪縛でしたが、恐ろしく殺しに慣れてる様子です。もはや呪力が無いことが全くデメリットになっていないみたいでしたね。呪霊に呪具を隠して気配を消すなど、天与呪縛のフィジカルギフテッドをフル活用出来る準備をしているなど頭脳も明晰。現代編でも登場しそうな様子ですがどうなるのか。そして、「恵」という名の名付け親ということはもしかするとお父さんでしょうか。若く見えるからお兄さんかと思ってた……。また天与呪縛が禪院真希と同じ様子でしたが、同じ禪院家ということで何か関係性があるんですかね。

 

 

鬼滅の刃』 第168~172話

鬼滅の刃 19 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

激化する上弦の壱「黒死牟」との死闘。次々と柱たちが負傷していきます。そんな中、ついに出撃する鬼殺隊最強の男「悲鳴嶼 行冥」。『鬼滅の刃の中でも一番好きな人なので、ついに前線での活躍が見られて嬉しいです。最早日輪「刀」と言い難い「鉄球と鎖鎌」を完璧に使いこなした戦闘が格好良いです。しかし、風柱の不死川との連携を持ってしても苦戦を強いられる程の強さを誇る黒死牟。玄弥の決死の行動は果たして戦況にどんな影響を与えるのか。

 

この調子だと、鬼舞辻無惨戦までに残る柱って義勇さんくらいになりそうですが大丈夫なのかな。ラスボス戦が一番キツそうなのですが、最終盤はカナヲや炭治郎、善逸らの新人組で決着をつけるのか。あと、不死川が実は弟想いだったのも泣けますよね。どうか弟が不幸にならず、普通の幸せな生活を送ってくれるように祈っていた兄。実はお互いがお互いのことを想った行動を取っていたのが素敵な関係だなあと思いました。

 

 

ハイキュー!!』 第359~363話

ハイキュー!! 41 (ジャンプコミックス)

 

小さな人間たちが諦めてきた「高さの勝負」。そんな小さき戦士たちに希望を与えるかのような日向の活躍は、読んでいて涙が出そうになりました。本当に良い作品だ。そして、自分は「最強の囮がいい」という囮を担当することを受け入れるシーンもまた良い。読みながら、鴎台も烏野もどちらにも勝って欲しいと思ってしまいます。

 

本作は、ライバルたちがみんな並列にいるライバルなのが良いですよね。良い意味で、誰がラスボスポジションとかが無い作品だと思います。登場する選手たち全員がライバルで、全員が主人公をしている。互いに思いをぶつけ合って、その上で切磋琢磨していこうという青春の、スポーツの熱い部分がギュッと詰まっている感じがします。互いが互いを応援しあっていたり、勝ち負けがそれぞれの成長に繋がっていく様子は、スポーツなどの競技をテーマにした作品じゃないと描ききれない要素な気もしています。負けても死にはしない、でも負けたくない。そこがまた競技作品の良いところですよね。

 

 

僕のヒーローアカデミア』 第237~241話

僕のヒーローアカデミア 25 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

死柄木弔のオリジンと、オール・フォー・ワンの後継者としての覚醒。「ヴィラン連合」と「異能解放軍」が合併して、新たに「超常解放戦線」が誕生するなど怒涛の展開でした。リ・デストロが良いキャラしてたので、死柄木との戦闘で死ななくて良かったです。吹っ切れた死柄木はヒーローたちのように、ヴィランたちや反乱軍たちの救世主として君臨しました。デクくんたちが自信を付けていったように、死柄木ら元ヴィラン連合の面々も日に日に成長して自信を付けている。家族の手から解き放たれた死柄木は、過去や自分を縛るしがらみから解き放たれたヴィランとなることが出来た感じがしました。確かに「解放者」としては適任な存在となったと言えるのかもしれませんね。

 

今回の場面を見ていて、ジョジョの奇妙な冒険で出てきた「悪には悪の救世主が必要なんだよ」という言葉は確かに的を得ているのかもと思ったり。ジョジョにおいて「DIO」が絶対的存在として君臨したように、このヒロアカ世界においても新たな「悪の象徴」が必要だったんでしょうね。善と悪は表裏一体なんだなぁ。今後、死柄木は「オール・フォー・ワン」を引き継いだりするんですかね。あれは本人にしか使えない能力 (ワン・フォー・オールと対になっていることを考えると余計に) っぽいので、そこは無さそうな気もしますが。

 

『最後の西遊記』 第21~23話 (最終話)

最後の西遊記 コミック 全3巻セット [コミック] 野々上大二郎

 

ついに打ち切りの時期が来てしまいましたね、悲しい。ストーリーの流れは面白かったのですが、「蒙」を開くことなど設定が結構難しい部分があったのと、展開がゆったり目立ったのが惜しかったですね。1回目の世界の終焉を防いだのが「ラーマーヤナ」の「ハヌマーン」たちだったところとか面白かったのですが。

 

中々冒頭のシーンに繋がらないのが読んでいて気になっていたのですが、最後の最後に世界中の「蒙」を開くためだと分かったのは上手かったです。ただ、もう少し早めに冒頭の真相を知りたかった。最終話付近で出てきた話題が初めの方に提示されていても良かったのかなとも思いました。本格発進までにゆっくり準備されると、読者側も盛り上がりに欠けてしまう部分があるのかなと思いました。

 

『サムライ8』も最近は展開がややゆったりになってきたので、少し心配ですね。掲載順位も以前よりも下の方になってきていますし。こちらもやや小難しい設定なので、どうなっていくか気になります。

 

『夜桜さんちの大作戦』 第1~2話

週刊少年ジャンプ(39) 2019年 9/9 号 [雑誌]

 

スパイコメディの新連載です。初見での印象は「あっ! Twitterで宣伝流れてきてたやつだ!!」といった感じ。1、2話から怒涛の展開と登場人物の顔見せが上手くて凄く読みやすかったです。1話ではとにかくやばい長男が印象的で主人公の活躍がやや大人しめでしたが、2話で長男と主人公の格好良いところがしっかり描写されていましたね。2話という短い話数で、今後の目的や登場人物たちの立ち位置が分かりやすくまとまっている印象です。今後は家族たちそれぞれの掘り下げが行われていくのかな。楽しみですね。

 

Twitterで宣伝されていたこともありますし、とりあえず早期に打ち切られることはなさそう。色々な新連載を見ていて思ったのですが、1話目の内容をしっかりと1話目の中で完結させられるのって大事ですね。それと、今後の展開に想像の余地を残してあると読者としては惹きつけられる気がします。

 

『ミタマセキュ霊ティ』 第1話

週刊少年ジャンプ(40) 2019年 9/16 号 [雑誌]

 

『剥き出しの白鳥』の作者さんの新連載です。除霊アクションギャグとのこと。初めは左門くんはサモナーみたいな髪型してるなーくらいの印象でしたが、とりあえず話の勢いが凄い!そして、なんか知りませんがめちゃくちゃ笑ってしまいました。巻頭カラー2ページ目でいきなり笑わせてくる手法もシンプルながら凄く好きです。こういうシンプルながら勢いのあるネタが一番好きかもしれない。

 

悪ふざけするところはしっかりふざけつつ、ちゃんと活躍もさせる塩梅がちょうど良くて楽しい1話でした。 スタイリッシュ乗車などの意味不明な描写が、『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』などの「うすた作品」を彷彿とさせる面白さがありました。絵が綺麗で多少は話が通じそうなうすた先生みたいだ。こういう『ボボボーボ・ボーボボ』や前述のうすた作品的な「ぶっ飛んだギャグ漫画」は最近連載にいなかった気がするので、しばらく連載していて欲しいなと思える作品でした。

 

 

 

さて、今回は1作が連載終了で2作が新連載ということでした。今回の新連載はしばらく残りそうな予感もしていますが、どうなることでしょうか。それでも連載陣の入れ替わりはまだ続きそうなので、ちょっとドキドキですね。『約束のネバーランド』、『ハイキュー!!』、『鬼滅の刃も終盤なので、どういった作品が今後の柱になっていくのか楽しみです。では、また次回。