ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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2019年度の最後に2本の作品が終了!! 命がけの決戦も始まる!!【そして時は動き出す⑨ (2019年46号~52号)】

 今週分がめちゃくちゃ遅れてすみません! 毎週書いているのですが、いつも感想をどのようにまとめようかで四苦八苦してます。意外とナチュラルに思ったことを言葉にするって難しいんですね。何とか遅くても月曜日の朝には出せるように精進します。ジャンプ自体も、夏休みの宿題ばりに週の後半まで貯めてるのが問題なんですかね。

 

それでは今週分の感想です。前回までの流れは以下からどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

今週は2019年46号~52号までの7号分の感想です! (47~52号の表紙は感想のところにあります) 今回は一挙に7号分まで読み進めました!  今週は涙のお別れあり、白熱の展開もありと感情の上下が大変忙しかったです。

 

週刊少年ジャンプ(46) 2019年 10/28 号 [雑誌]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェンソーマン』 第42~48話

週刊少年ジャンプ(47) 2019年 11/4 号 [雑誌]

 

マキマさんとレゼ、それぞれの女性への恋心で揺れるデンジ。しかし、レゼの正体は「ボムの悪魔」でデンジの心臓を狙っていました。圧倒的な力で迫りくるレゼもとい、「ボムの悪魔」に押し負けるデンジ一行。新しいヒロインが出てきては死んでいく展開かと思いきや、まさかの強敵ですね。圧倒的に戦闘経験や能力の応用が上の悪魔にデンジはボコボコにやられている感じです。レゼの命を狙っていた「台風の悪魔」が謝罪していたところを見ると、「銃の悪魔」の仲間の中でもかなり有名っぽいですね。

 

今回のボムの悪魔戦は絵的な魅せ方がド派手で良かったです。上空を縦横無尽に飛び回りながら戦うボムの悪魔の戦い方は、ドラゴンボールなどを思い起こさせるカッコよさがありましたね。毎度のことながら、「こいつどうやって倒すの?」という状況まで追い込まれるのが本作の大きな特徴に感じます。果たして今回はどんな着地の仕方をするのかが楽しみですね。

 

 

ドクターストーン リブート : 百夜』 第1~5話

週刊少年ジャンプ(48) 2019年 11/11 号 [雑誌]

 

絶賛連載中である『ドクターストーン』の前日譚である外伝が9回連続という短期集中連載でスタート! 本編の作画を担当されているBoichi先生がストーリーと漫画を担当されているとのことです。なので、大きく本編から逸れた展開にはならなさそうで安心して読んでいます。全世界が石化光線を浴びたその日、宇宙にいた百夜たちはどんなことをしていたのかが描かれています。宇宙での軌道制御など、めちゃくちゃ大変な状況を天才集団が打開していくのがカッコよかったですね。また百夜が「千空ともう一度会いたい」と語るたびに、結局会えないことが分かっているので胸が苦しくなります。前日譚はこういう部分がしんどいけど、ちょっと好き。

 

今後の展開にも関わってきそうな新しい登場人物? の人工知能「アイ」も活躍しています。5話の段階ではアイが個人的に別の星まで水を取りにいく、というすごい展開になりましたがどうなっていくのか。現状の展開にはあまり関わっていなさそうに見える2つの物語が、どこでどのようにリンクするのか注目です。

 

 

『アクタージュ』 第85~91話

週刊少年ジャンプ(49) 2019年 11/18 号 [雑誌]

 

舞台「羅刹女」サイド甲が続いています。夜凪の演ずる羅刹女に食われまいとする王賀美は、観客たちを味方につけて夜凪という「天才」に立ち向かいます。また変化の中盤では、王賀美が羅刹女に観客たちを同情させるような促しをするという機転を見せました。続く白石さんの三蔵法師もハマり役でしたが、夜凪と同期の武光は気づかないうちに自らをモブに貶めてしまっていました。

 

王賀美の機転のきかせ方は非常に面白い躱し方でしたね。自分を曲げず、かつ観客の気持ちを掴むという技を使っていったのは凄かったです。相手を立てつつ、王賀美というキャラクターを潰さない上手い方法でしたね。というか王賀美ほどの天才であっても「作品に愛される天才」には勝てないと思わせるって、夜凪のラスボス感がすごいですね。本作の構造は、「主人公がラスボス」タイプの作品だったんだなあと今更ながら気づいたり。よく考えたら千代子ちゃんとかも、そんなことを言及してましたね。

 

 

鬼滅の刃』 第178~184話

週刊少年ジャンプ(50) 2019年 11/25 号 [雑誌]

 

黒死牟との死闘が終わり、そのまま力尽きる玄弥と霞柱 時透。そして、いよいよ鬼舞辻無惨と対峙する炭治郎と水柱 冨岡。無残の圧倒的な力の前に手も足も出ない状態が続いていましたが、蛇柱 伊黒と恋柱 甘露寺が参戦して総力戦の様相を呈してきました。それでも、切られた直後から再生が始まるという驚異の能力を有す無惨に柱たちも苦戦を強いられています。この感じだと全員で時間を稼いで倒す形になりそうですが、果たして日の出まで全員が生還することが出来るのか。

 

今回では、玄弥と時透という弟たちが死んでしまったのが悲しかったですね。個人的な予想では玄弥が生き残って、兄の不死川が先に死ぬのかと思っていたので結構ショックでした。そんな互いを想い合っていた兄弟たちとは対比的に、最期まで弟への嫉妬心を捨てきれずに死んでいった黒死牟が物悲しい。弟の縁壱はずっと兄を想っており、黒死牟も弟のことを心の底では想っているようだったのに、結局死の間際まで自分の心に気づくことが出来なかった。その結果、自分の幸せにも気づけなかったんだろうな……。

 

 

ハイキュー!!』 第369~374話

週刊少年ジャンプ(51) 2019年 12/2 号 [雑誌]

 

高校編が終了し、時間は進んで日向はブラジルへ! 2年間でビーチバレーを学んで成長して帰ってくる様子です。終章に入って舞台がブラジルになったので、ビックリしました。ビーチバレーって2人でペアな分、一人が担当する要素が多いんですね。一度は高みまで登ったものを、また新しく登り続ける日向。心細くなったときにも折れずに努力するため、高校時代を思い出すところでグッと来ました。そして、ブラジルの地で出会ったのはまさかの「大王様」こと、及川でした。及川との共闘を経て、日向はみるみる成長しています。

 

大王様がブラジル編で登場したのはビックリしましたが、共闘がアツかったですね。プロになった大王様でも苦戦しているのを見ると、砂の上で二人となると別のスポーツみたいになるんですね。その分色んなことを学べる競技でもあるのでしょう。ビーチバレーでも成果を出し始めた日向、今後バレーに復帰して皆と対戦するときにどうなっているのかが楽しみですね!

 

 

『呪術廻戦』 第79~85話

週刊少年ジャンプ(52) 2019年 12/9 号 [雑誌]

 

五条悟の過去編が終わり、裏切り者であったメカ丸と真人の戦いが始まりました。真人の「無為転変」によって健全な肉体を取り戻したメカ丸や、「縛り」の意味など重要な話題も幾つか挙がっていましたね。メカ丸は自身の「天与呪縛」で得た呪力を活かして真人の追い詰めていきますが、一歩及ばず敗北。そして場面はハロウィン当日。ついに実行される渋谷での「五条悟封印作戦」。一般人だけが封じ込められる「帳」という結構地獄みたいな状況からスタートしています。要求通り、単身乗り込んだ五条悟は、圧倒的な力で花御を祓ってみせましたが一体どうなるのか。

 

「京都校の皆に会いに行く」という、強い思いで戦ったメカ丸が敗北したのは辛かったですね。何度もモノローグで訴えかけてくるので、死亡フラグ感はビンビンでしたが……。ただ明確な死の描写は描かれていなかったので、今後のために何かを仕掛けていたり、何らかの形で再登場する可能性も否定できないです。出来れば、改造されて京都校の人たちと戦うとかはして欲しくないですが。というかキレイな? メカ丸が結構イケメンでビックリしましたね。本来の天与呪縛が無ければあんな感じだったのか……。

 

 

『神緒ゆいは髪を結い』 第30~36話 (最終話)

神緒ゆいは髪を結い 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

ゆいの身体に宿った蟲を取り除くため、一行は日本最古の女王 (スケバン) である「卑弥呼」の元へ鍵斗の体内に蟲が宿ったり、全身がバラバラになったりと衝撃的な展開が続きましたが無事勝利して完結しました。最終話はかなり駆け足で終わった印象があります。学園ラブコメ→エロラブコメ→学園ホラー→能力者バトル とジャンルが目まぐるしく変化していった本作ですが、バトル路線からの展開も意外と面白かったですね。黒ゆいが後半はほとんど空気になっていたのは気になりましたが。白ゆいにとっての「騎士」という割には、鍵斗の活躍が優先されて出てこなかったのが勿体無かったです。

 

ところで鍵斗が蟲を宿すことが出来ていたり、蟲に対しての耐性があったりしたのが未回収の伏線でしたが結局なんだったんでしょうね。蟲の始祖たる卑弥呼でも操れなかったのが気になりました。きっと後で回収予定だった伏線も多かったんだろうなといった感じ。以前にも書きましたが、一芸のあるラブコメでないと生き残っていくのが難しいんだなあと思いました。本作での蟲の描写は本当におどろおどろしくて良かったです。

 

 

『ふたりの太星』 第21~27話 (最終話)

ふたりの太星 3 (ジャンプコミックス)

 

ライバルたちの激戦を経て、太と星はそれぞれ着実に成長していきます。太星の多重人格ということがバレても、ライバルたちは変わらずに接してくれました。そこから年月が飛び、成長したライバルたちとまるで逮捕されたような描写の太星。その理由は、太と星の熱き戦いのためだったということが明かされて幕引きでした。打ち切りは寂しいですが、ラストで太と星の二人きりの戦いが描かれていたのは凄く良い終わり方でした。『デビリーマン』のときといい、この作者さんはエモいラストを描くのが上手いですよね。後半に進むにつれて、ライバルたちの良さが凄く出てきていたので、ここでの打ち切りは勿体無かったです。

 

個人的には太を落としたという冤罪をかぶってしまった羽賀が、「羽賀です」と自らの存在を認められるようになるまでの展開が凄くグッと来ました。落とした云々の下りは「ここいるのかなあ」と初めは思っていたのですが、後半を見ると必要な下りだったんだなと深く感じます。でも、序盤でライバルたちがドンドン出てこなかったのが伸び悩んだ原因だったのかなあ。確かに序盤はイマイチだったんですけど、その後は本当に面白くて。途中からは長期連載と同じぐらい面白いときもあったので残念です。前作の『デビリーマン』は周囲のキャラクターの癖が強すぎたのですが、今作はライバルたちもちょうど良くて好きになれるキャラクターばかりでしたね。本当にもう少し読みたかったなぁ……。

 

 

 

今回は『神緒ゆいは髪を結い』、『ふたりの太星』の2つが打ち切り終了となってしまいました……。どちらも面白く読めていたので、打ち切りになってしまって悲しいです。特に『ふたりの太星』はライバルたちの魅力も見えてきて、グングン面白くなってきたところだったので寂しい。ともあれ、次号からはついに2020年1月号へ突入! 『呪術廻戦』鬼滅の刃などの決戦がどうなっていくのか気になりますね! ではまた次回。