『バイオハザード ヴィレッジ』が発売されて、早20日近く経ちました。『バイオハザード』 (以下、本シリーズを「バイオシリーズ」、作品名を「バイオ」と略す) の新作ということで、もう既にストーリーをクリアされた方も多いのではないでしょうか。流石はホラーゲームを代表する長寿作品だけあって、今回も遊び方は変化しつつも、変わらない面白さを保っている作品ですね。
ホラーゲームといえば、『Dead by Daylight』(以下、『DbD』と略す) を始めてから1ヶ月ほど立つのですが、ここ最近は全然できてません。もっと練習しないとなーとは思いつつ、忙しさにかまけてブラッドポイント集めをサボってます。……なんでこんなことを語っているのかというと、実はこの2つの作品に繋がりが生まれまして。
※ちなみに、DbDを始めたての感想は以下の記事にまとめています。
yanyantukeboono.hatenablog.com
というのも、ついにその『DbD』と『バイオ』がコラボするのです！ 本作は、『エルム街の悪夢』や『ハロウィン』、『サイレントヒル』等など物凄い数のホラー作品とのコラボしているホラー作品界の『スマブラ』なんです。そこに今回は、ホラーゲームの金字塔が参戦するということで盛り上がっています！
2021年6月、Dead by Daylightに新チャプター『バイオハザード』が登場します！！
— 【公式】Dead by Daylight (@DeadbyBHVR_JP) 2021年4月15日
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ということで、簡易的にですが参戦しそうなキャラクターを考えてみます。以下の内容は、完全に個人的な憶測です。生暖かい目で読んでみてください。
サバイバーの参戦予想
最早人間を超越してそうな人外主人公ばかり出てくるバイオシリーズですが、『バイオ2』くらいの「レオン」なら比較的イメージに合いそうです。ナンバリングタイトルで何度も主人公を担当しているシリーズの看板キャラクターなのも良いですね。
設定面も、本来であればラクーン・シティでの戦いを繰り広げている最中のレオンが何故か霧に迷い込んだとかなら行けるのかな。新米警官時代で、キックでゾンビを蹴散す人外エージェントになる前なので。
生存者側でフックに吊るされてそうなバイオの男主人公って、この頃の彼くらいしかいないんですよね。一番痛い目に遭ってそうな最新作の主人公「イーサン・ウィンターズ」は、公式でも顔を出していないので多分無いでしょう。バイオシリーズの販促においても、『バイオ RE:2』は現行機種でプレイ出来る新しめの作品なのでちょうど良さそう。
ただ、世界観的には作中で死んだ人がマッチする気がするので、若干地味な選出にはなりますが『バイオ2』の「マービン」とかも有り得そうです。『バイオ6』の「ピアーズ」も可能性はありますが、あの展開からサバイバーになったら、色んな意味でしんどすぎる気も。そもそもBSAA組はキラーと素手でも戦えそう。
もう一人のサバイバー候補としては、本作の顔ともいえる主人公「ジル・バレンタイン」です。彼女も初代から登場している看板キャラクターでありながら、『バイオ RE:3』という比較的新しい作品で活躍しているので販促にもなりそうです。バイオを知らない方でも、この女性は知っているという方も多そう。
やはりコラボとしての参戦ならば、ある程度ファンに購入してもらえるようなキャラクターがチョイスされるはず。そう考えるとジルは看板キャラとしての「格」もありつつ、色んなB.O.W. (バイオ・オーガニック・ウェポン、バイオシリーズにおけるクリーチャーの総称) との関わりもあって適任です。
そして意外にも本編中で肉弾戦をあまり行っていないジルなら、武器が無ければある程度戦闘力が低下するのではないかと予想しています。……そもそも体術で戦えているどこぞの ゴリラ クリスたちがおかしいのですが。
サバイバーの固有パーク予想
本作のコラボキャラパークは、原作のシーンや特徴を大事にする傾向があります。例えば、「フランクリンの悲劇」みたいな各作品の名場面をイメージしたパークが出ているので、作品に関連した能力になるかもしれないと予想しています。それを踏まえて、サバイバーのパークを妄想してみました。あくまで妄想なので、似たパークが存在していたり、強パーク過ぎたりするかもしれませんが許してください。
①「ヘッドショット」：パレットで殺人鬼を怯ませた際の怯み時間が50％上昇する。この効果は一定の確率で発動する。
→バイオシリーズのクリティカル攻撃が元ネタ。板当てが強くなる代わりに、狙って出さないように発動条件にランダム性が付加されてたりすると面白いのでは無いかと思いました。これも原作っぽく確率で。パークで確率発生するものは無かった記憶があるので、実装できるのかは不明です。
②「ラクーンシティの生還者」：危機的状況を打破してきた力を発揮する。負傷状態にあるときにチェイス状態になると歩行速度、急いで乗り越えの速度がわずかに上昇する。チェイスが終了すると、40秒間の疲労状態になる。
→バイオ主人公といえば、絶望的な状況を打破してきた部分が特徴的です。なので、自身に危険が迫るときこそ能力が上昇するというパークを考えました。負傷状態での能力発動は「逆境魂」とダブってしまうので、チェイス時限定であれば差別化出来そう。
③「ラストエスケープ」：全ての発電機が通電すると、フックからの救助、治療、破壊工作、浄化の速度が上昇する。
→『バイオ3』のサブタイトルが元ネタ。元々は通電後に脱出作業が向上するパークを思い浮かべましたが、それだと「目を覚ませ！」と競合してしまうので脱出支援に特化した性能になるのかなと考えてみました。
キラーの参戦予想
お次はキラーの予想！ バイオシリーズを代表するB.O.W.といえば、やっぱり「タイラント」ですよね。『バイオ2』では、突然の登場と追跡に恐怖したプレイヤーも多いハズ。驚異的な耐久力と圧倒的な攻撃力を誇る無慈悲な暴君は、キラー担当としては最適だと思います。
『バイオRE:2』のリメイク版タイラントは豪快に相手の頭を握りつぶす即死技の「アイアンクロー」のイメージが強いので、固有アビリティの立ちメメは実装されて欲しいところ。板当てなどの反撃を一定数もらうとリミッターが解除されるなんて仕様があったら、原作再現にもなるかもしれないです。でも、板倒しくらいでトレンチコートは傷つかないよなぁ。固有アビリティは、「ダッシュパンチ」とかかなぁ。でもそれだと「デモゴルゴン」の「シュレッド」とダブりますよね。
ダッシュパンチ以外の速度は全キラー最遅で足音も響く代わりに、板当て等の怯みが無効、攻撃は基本的にワンパンなどの大味な設定なら原作のテイストが再現できるかも。ゆっくりジリジリと相手を追い詰めるスタイルだと、追われる恐怖が出そうですね。
ネメシス
こちらもバイオシリーズを代表するB.O.W.「ネメシス」です。原作中でも「追跡者」と呼ばれており、キラーにピッタリなキャラクターですね。タイラントを超えるしぶとさに加え、重火器を使いこなす知能を持ち合わせた恐るべき追跡者の参戦も見たいです。
ネメシスはキラーとしてのイメージがピッタリなのですが、その場合はやっぱり重火器や触手による攻撃が固有アビリティになりそうです。ただ、飛び道具で負傷は「ハントレス」や「デススリンガー」など競合が多いです。特に、ウイルス感染なんかだとプレイグと被ってしまいますし。リメイク版のように、火炎放射器を使用してスリップダメージを与える火傷状態を付加させる……とかだとデススリンガーと同じか。
他のキラー候補としては、どストレートに「ゾンビ」も考えられますね。でも、ゾンビだとフック利用が出来なさそうなので今回の候補からは除外しました。あとは「ウェスカー」も有り得そうです。ウェスカーなら、高速移動やウロボロスで固有アビリティも差別化できそう。でもバイオファンとしては、板で怯んで屈伸煽りされているウェスカーなんて観たくないなぁと思って外しました。
大穴で「アレクシア」(『コードベロニカ』) や「モーフィアス」(『ガンサバイバー4』) 辺りが来たら死ぬほど笑います。それか、タイラントの見た目を「タイラントC」(『アウトブレイク FILE2』)、「イワン」(『アンブレラ・クロニクルズ』) に変えられるスキンとかあったら課金します。多分来ないけど。
キラーの固有パーク予想
キラーのパークとして考えられるのは、やはりタイトルである「バイオハザード (生物災害)」に纏わるものや「感染」につながることですかね。以下、キラーの妄想パークです。似たパークがあったり、強パーク過ぎたりするかもしれませんが許してね。
①「突発感染 (アウトブレイク)」：殺人鬼が発電機を蹴った後の30秒間にその発電機へアクションを行った生存者は、時間経過で負傷する衰弱状態 (プレイグの感染みたいな効果) になる。
→バイオシリーズといえば、「感染」ですよね。なので、発電機を媒介として感染させるパークをイメージしました。「イタチが飛び出した」との組み合わせでも使えそう。ただ感染系のネタを考えると、どうしても「プレイグ」の個性を殺すことになってしまいます。このパークもプレイグの固有アビリティが完全に死ぬ気がするので、あまり現実的ではないです。
②「追跡者の執念」：生存者のチェイス状態が切れた際、直前まで追跡していた生存者のオーラが一定時間赤く表示される。
→どこまでも執拗に追いかけてくる、バイオシリーズの追跡者のイメージをパーク化しました。ある程度の上級者からすると死にパークになりそうですが、本コラボから参戦する初心者の方には比較的有用なパークになりそうかなと。
③「リミッター解除」：2回パレットを当てられた場合、次にパレットで怯ませた生存者に対して無防備状態を付加する。
→「不屈」、「怨霊の怒り」とセットにすると、板当て絶対殺すマンになるパークをイメージしました。元ネタはタイラントが一定ダメージでリミッター解除されることですね。板当て程度でブチ切れるタイラントもちょっと面白いですが。
⌛Dead by Daylight 5周年記念配信まであと24時間！
— 【公式】Dead by Daylight (@DeadbyBHVR_JP) 2021年5月24日
🇯🇵今年は日本の皆さん向けの特別番組が同時配信されます！
◆https://t.co/zbTas6b6C8 (5/26 1:45配信開始): https://t.co/P9Ffzepzaq
◆ニコニコ生放送 (5/26 1:15配信開始): https://t.co/NzVs5LuM5t
👀番組概要は各チャンネルをチェック！ pic.twitter.com/PLl943qrIs
ここまで色々と予想してきましたが、実際はどんなサバイバー、キラーが参戦するのか楽しみです。明日 (5/26) の5周年記念生放送で詳細が明らかになる様子なので、ドキドキしながら発表を待ちましょう！
