ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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一致団結で混沌を超えろ!! 危機で活きるは覚悟と科学、そして筋肉!!【そして時は動き出す㉑ (2021年13号~17号)】

 7月です。雨などの影響で死ぬほど蒸していて毎日しんどいですね。気温の上昇と反比例して私のテンションは何故か下降気味です。『マッシュル』みたいに筋トレでも始めたら元気になるのかな。

 

それでは今週分の感想です。前回までの流れは以下からどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

今週は2021年13~17号までの5号分の感想です! (14号以外の表紙は感想のところにあります) ! 今週からあらすじが控えめになります! その分感想は出来るだけ密度高めに頑張りたい!

 

週刊少年ジャンプ(14) 2021年 3/22 号 [雑誌]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『マッシュル』 第52~56話

週刊少年ジャンプ(13) 2021年 3/15 号 [雑誌]

 

選抜試験が続いています。次々と現れる神覚者候補たちと激闘を繰り広げるマッシュたち。今回も厄介な魔法に対して、奇想天外な戦法を繰り出して対処するマッシュ。次々と勝ち上がる彼の前にとある人物が姿を表して……という展開でした。

 

筋肉で問題を解決するマッスルファンタジーが遂に1周年!! 神覚者の選抜試験まではまだかかるのかと思ってたら意外と早めに開幕しました。音魔法を操るマカロンは、ゲスかと思いきや正々堂々としてる部分もあって好きなキャラクターです。癖は強いけど己のプライドと相手への敬意は決して捨てない敵って良いよなぁ。

 

この連載で何度も書いている気がしますが、「決め所はキチンと決める」っていうのが徹底されている漫画が大好きなんですよね。なので、アホやりながらも戦闘ではヘラヘラしないし天上天下唯我独尊を崩さない、良い意味で不遜なマッシュが凄く好きです。シリアスとギャグで画力が大きく変わるのも良いですよね。

 

あと、主人公周辺のキャラクターも能力の強さ以外の知略で活躍するのも好きです。ところで、マッシュが店で手にした鉄の杖には何かの能力が隠されていたりするのかな。どうやらマッシュの出自も普通ではない何かがありそうですし、それに関連して明かされるのかもしれない。この前はラケット代わりに使ってたけど。

 

 

ドクターストーン』 第187~190話

週刊少年ジャンプ(15) 2021年 3/29 号 [雑誌]

 

千空チーム VS スタンリーの最終決戦がいよいよ開幕! 先陣を切ったのはコハクら戦闘組! 戦闘のプロたちと激闘を繰り広げる彼らの運命や如何に。そして、千空らとコーンシティ組をも巻き込むドクターストーン争奪戦にも大きな動きがあって……という展開。

 

現状としては阿鼻叫喚地獄の展開でかなりビビってます。リアルタイムの連載で読んでた人、毎週続きを見るのが怖かったんじゃなかろうか。『呪術廻戦』もそうなんですけど、唐突にとんでもない展開になるのが本当に心臓に悪い。でも、そこが本当に面白い。ただ今回は描写的にヤバそうな人がチラホラいますが、どうするんだろう。今いるメンバーはみんな大好きなので出来れば全員で生還してほしいけど、難しそうな気もするんだよなあ。

 

本作は急転直下の展開と予想外の着地を見せる作品なのですが、過去一のピンチっぽいですね。今回のキーも未知なる可能性を秘める「ドクターストーン」なんだろうと思いますが、現代医学を超えた驚異の効果は発揮されるんでしょうかね。謎深き石の魔力は彼らに微笑むのかそれとも……。今一番続きが気になる作品です!

 

 

僕のヒーローアカデミア』 第303~307話

週刊少年ジャンプ(16) 2021年 4/5 号 [雑誌]

 

過去を振り返り、再び家族一丸となる轟家。そこを訪れたのはベストジーニストとホークスのトップヒーローコンビでした。彼らが求めるもの、それは「ワン・フォー・オール」という言葉の真実。その時、デクは意識の中でワン・フォー・オール (以下、「OFA」と略す) の継承者たちと邂逅して……という展開でした。

 

OFAの中でヴィランと戦う覚悟を問われたデクくんの結論が、まさしく求めていたもので凄く嬉しかったです。例え相手が残虐非道な悪党であっても、その相手を思いやれる優しさを持っているのがヒーローだと思うんですよ。なので、デクくんにもヴィランの気持ちが分かるヒーローになって欲しいなと個人的には思います。例え、その決着が戦いでしか着けられないものであっても「罪を憎んで人を憎まず」を突き通せるカッコ良さってありますよね。

 

そして、新コスチュームのデクくんがカッコ良すぎる。元コスチュームの造形をアレンジしている所も良いですね。今までは「頑張れって感じのデク」でしたが、今のデクくんはかなりクールな印象。果たしてOFAをどこまで使いこなせるようになっているのか期待です。いよいよ始まる終章の展開が気になりますね!

 

 

ブラッククローバー』  第284~287話

週刊少年ジャンプ(17) 2021年 4/12 号 [雑誌]

 

 スペード王国を覆うほどの悪魔たちの軍勢に為す術なしの国民たち。彼らを救ったのは「新たな力」を引っさげたアイツらでした。同刻、必死で最上級悪魔のことを食い止めるナハト。戦闘中の彼の脳裏にはある過去がよぎって……という展開です。

 

相変わらずドラゴンボールのように、味方がギリギリまで粘る→やられる寸前に主人公格が登場! という下りを丁寧に書いているのが実に少年漫画的で良いですよね。やっていることは王道なのですが、それまでの過程を丁寧に描いているのが面白いなあと思います。適度に読者へストレスをかけながら、良い感じに解消させるっていう流れがテンポ良くあるのでかなり読みやすいです。

 

そして圧倒的に強い悪魔が突如乱入して絶望的な状況を作り出すなど、世界観自体はかなりハードなんですよ。エルフ戦ではメンバー乗っ取りからの悪魔が登場して多数の損害を出すなど、エグいことも多く起こります。こういう最近の流行も逃さず取り入れる貪欲さも兼ね備えているところが凄い。

 

現状も容赦無く最上位悪魔が登場するなど、矢継ぎ早に展開されるところが流石長期連載というべきだなぁとおもいます。序盤はアスタの反魔法の逆転が多かったですが、最近はそれ一本ではどうにもならない展開が増えてきてワクワクしますね。最近のアスタだけが活躍するわけじゃないけど、ちゃんと大事な場面には主人公が出てくれる感じの塩梅が丁度良いです。

 

あとは「真魔法」という、シンプルながらも厨二心をくすぐられるネーミングがズルい。失礼ながら、結構思いつきそうな名前なのにグッと来るんですよ!! 中二病患者と少年たちは「真」や「極」系の名前に弱い。これは普遍の理だと思いませぬかな? 

 

 

 

『呪術廻戦』 第140~144話

呪術廻戦 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

虎杖と脹相を襲撃する禪院直哉。そこに現れたのは特級術師の乙骨憂太でした。二人の襲撃に対処する虎杖と脹相でしたが、強敵を前に苦戦を強いられます。乙骨と直哉が抱く真の思惑とは。そして虎杖の前に現れたもう一人の人物、彼が語る「死滅回游」とは……という展開でした。

 

乙骨くんのエピソードで「ミゲル」の名前が出てきて、テンションが爆上げでした。ミゲル生きとったんかワレ!! そして、新章「死滅回游」編がスタート。あの人が生きていてくれてよかった……。そして、あの人の安否は虎杖の反応がどちらにも取れる感じで読めないですね。後半戦は呪胎九相図の面々と呪術師たちの連合とかになるのかな。あと、虎杖の過去が垣間見えてゾッとしました。そっちに潜伏してたのか……。

 

それと、段々と脹相が好きになってきた。脹相は行動が凄く一貫していて、常に「お兄ちゃんに相応しい行動をする」なんですよね。人でありながら人でなしが多いこの物語の中でも、トップクラスに人間らしい考え方ともいえると思います。自分で決めた道を突き通す人は男女問わず「漢」で格好良いし、憧れます。死んだメンバー以外の九相図全集合が見たいですが、受肉する必要があるし流石に厳しいかな。

 

 

『アンデッドアンラック』 第53~57話

アンデッドアンラック 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

UMA「オータム」戦がついに決着! 共に戦ったリップらと別れを告げ、アンディと風子は任務達成を報告します。一方その頃、ユニオン第一席 ジュイスはアンダー首領であるビリーの元へ。風雲急を告げる頂上決戦、その行方はいかに。そして、アンディと風子は新たなミッションに参加することになり……という展開。

 

男の子が燃える展開である「ライバルとの呉越同舟」と「主人公勢の最強キャラ VS 敵の最強キャラ」という最高のカードを連続で見せられたので、心は少年の私はもう百点をあげたいです。ネテロ VS メルエムとか、三代目火影 VS 大蛇丸とかが大好き過ぎるので最高 of 最高でしたね。どうやら真の敵である「神」はまだ顕現していない様子ですが、どんな見た目をしているんだろうか。今の感じだと、人型というよりかはUMAとかSCPに近い感じなのかな。

 

今回チラリと明かされていましたが、アンディと風子が加入する前のユニオンがどんな感じだったのかも気になりますよね。結構楽しそうな様子でしたが、それぞれの加入理由なども知りたいところです。まだまだ謎が深いメンバーも多いので、今後明かされるのかな。あとループする度に、ジュイスが同じようにメンバー集めをしていったんですかね。ループ前のジュイスとヴィクトルの旅もいつか読みたいな。外伝でもありですね。

 

 

 

ということで、今週も心臓に悪い展開が沢山あった気がします! あと長期連載の作家さんに体調不良が続いているのが心配です。昨今の流れから休載が許容されるようになってきたので、無理だけはせずに続けてもらいたいですね。では、また次回。