ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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【ネタバレ無し】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』配信記念! 今からでもエヴァシリーズを楽しめる視聴コースをご紹介!

 8月13日。本日をもって、ついに『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のサブスク配信が解禁されました。私は何とか映画館で観ることが出来たのですが、見返したいシーンが沢山あったのでめちゃくちゃ楽しみです。

 

とはいえ、実は私もつい1ヶ月ほど前まではエヴァシリーズ未視聴勢でした。数多のエヴァパロは知っているけど、肝心の本編は全く知らない。しかし、映画館で何としても最終作を観なければならない気がして死ぬ気でシリーズを追っていきました。

 

そこで思ったのは、「最終作までにどれを観とけば良いのかよく分からん!」ということ。特に、旧シリーズ (『新世紀エヴァンゲリオン』のTVシリーズと旧劇場作品の総称) 関連の派生が非常に多いのでわかりにくかったです。

 

そんなわけで、ぶっちゃけエヴァンゲリオンを初めて見るんだけど、どういう順番で見ていったら良いの? という方向けの視聴コースを4つほど考えてみました。どのコースを選ぶかは皆さん次第ですが、それぞれの性格にあったものをチョイスしてもらえると幸いです。

 

ちなみに、新劇場版シリーズは『Amazon Prime video (アマゾンプライムビデオ)』(以下、「プライム」と略す) にて全作配信中です。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はプライム独占配信ですので、こちらでの視聴が個人的にはオススメです。ただ、旧シリーズに関しては有料レンタル作品になっていますのでご注意を!!

 

旧シリーズは一部でサブスク配信がされていますが、私は『Netflix (ネットフリックス)』TVシリーズ、旧劇場版2作品を視聴しました。他にも幾つかのサイトではレンタル販売などもしているようですよ!

 

では、レッツゴー!

 

 

 

 

すぐ最終作を観たい! 忙しい人向けエヴァ体験コース (非推奨)

『これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版』+『シン・エヴァンゲリオン劇場版冒頭12分37秒00コマ』

【公式】『これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版』【庵野秀明構成】 - YouTube

 

『これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版』→『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

 

先に言っておきますが、このコースは非推奨です。どうしても忙しくてこのコースを選択される方は、こちらも非推奨ですが事前にYouTubeなどであらすじ解説などを観ておいた方が良いと思います。というか、そういうものを観ておかないと流石にチンプンカンプンになると思います。

 

そもそもエヴァシリーズは人間の精神的な面の変化などを細かく描写している作品なので、前3作をあらすじだけで観るとかなり理解しにくい部分が残ると思います。なので、出来れば下記いずれかのコースを選択するのをオススメしておきます。

 

折角サブスク配信されていつでも観ることが出来るんだし、ゆっくりでも良いので新劇場版シリーズだけでも追ってみるのも良いかもしれませんね! (誘導)

 

 

サクッと楽しむ! カジュアルエヴァ体験コース

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

 

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』→『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』→『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』→『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

 

これはシンプルに新劇場版シリーズを順番に追うコースですね。これだけでも新劇場シリーズの内容は追えるので、単純にストーリーを楽しみたい方はこちらでも大丈夫だと思います。直接的に旧シリーズとストーリーが繋がってはいないので、気負わず観たい場合はこちらがオススメ! 

 

ただ新劇場版では、作中で意図的に旧シリーズとの比較を示唆するような演出も多いです。サブスク配信ということで、特に急いでないのであれば下記のコースの方が新劇場版シリーズの小ネタでニヤリと出来ると思います。

 

個人的には、このエヴァシリーズというのは旧シリーズと新シリーズが表裏一体の作品になっている印象を受けました。なので新劇場版シリーズと同時に、旧シリーズも観て頂けると最終作での内容理解が促進されるかもしれません。

 

エロや暗いのが苦手な方に! ざっくりエヴァ体験コース

新世紀エヴァンゲリオン(1) (角川コミックス・エース)

 

漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』→『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』→『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』→(漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』最終巻の短編)→『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』→『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

 

アニメ版旧シリーズは鬱展開、性的な描写が多く、暗い内容が苦手な方はかなり見辛い作品だと思います。なので、比較的鬱展開や性的な描写が少なめでも最終作をしっかり楽しめるコースがこちらになります。もし漫画版を読める環境なら、個人的には一番オススメがこのコースですね。

 

漫画版はアニメ版に比べるとシンジくんがヒロイックな活躍を見せるなど、エヴァシリーズの中では読みやすい作品だと思いました。また一部登場人物の性格、展開等がアニメ版とは異なりますが、物語の大筋は旧シリーズと同様です。

 

漫画媒体ということもあって、全体的に世界観の説明や心情の表現などが非常に簡潔で読み取りやすくなっています。また、雑誌掲載という理由からか性的な場面を思わせる描写、旧劇場版で見られた過激な描写などの多くがオミットされています。このような点も、旧シリーズの入門編としてオススメ出来る作品だと思います。

 

漫画版最終巻の短編はどこで読むと一番良いのかは難しいですが、エヴァンゲリヲン新劇場版:破』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の間であればどこで読んでも大丈夫だと思います。

 

 

さようなら、全てのエヴァンゲリオン。全力エヴァ体験コース

One Last Kiss (通常盤) (特典なし)

 

新世紀エヴァンゲリオン』(TVシリーズ)→(『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)²』)→『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを君に』→漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』→(『監督不行届』)→『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』→『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』→(漫画版『新世紀 エヴァンゲリオン』最終巻の短編)→『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』→『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

 

 

さあ共に行こう、全てのエヴァを巡る旅へ。

 

庵野監督を始めとするスタッフが作り上げた本家エヴァシリーズを堪能したい! という方向けのフルコースがこちらになります。とにかく視聴に時間がかかりますので、長期休暇がある方やじっくり時間をかけて作品を楽しみたい方にオススメです! 流石にエヴァシリーズのスピンオフ作品群は省いていますが、本気でエヴァシリーズを網羅する場合は適宜そちらも追加すると良いかと思います。

 

() 部分は無くても特に支障はありませんが、庵野監督が作り上げた世界観を堪能する場合は通っておくと吉です。新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)²』TVシリーズの総集編ですが、一部カットの作画変更などもあるので楽しめると思います。『監督不行届』庵野監督の奥さんである安野モヨコ先生による庵野監督との私生活を綴った漫画エッセイですが、読んでおくと少しだけ得するところがありますので一応。

 

TVシリーズ、旧劇場版→漫画版の流れは個人的は作品への解像度が高くなるので特にオススメしたい順番です。上記の通り、漫画版は一部キャラクターの性格や展開などは異なっていますが、物語本編の流れはほぼ同一なので小難しい本筋の内容が理解しやすくなっています。一方で、アニメ版は庵野監督が本シリーズで描き出したかったテーマが非常に強く出ていますので、両作品共に触れておくと旧シリーズの全体像がよりクッキリすると思います。

 

ちなみに順番は前後していますが、このコースは1ヶ月ほど前に私が実際に敢行したエヴァツアーです。映画館で最終作を楽しむために行ったのですが、中々にハードでした (公開終了が近かったので、時間的な問題がかなり大きかったですが)。ただこのツアーを完遂すれば、最終作での理解度がグッと上がって感動も出来ると思います! 正直ここまでした甲斐あって、一生忘れられないであろう映画体験になりました。

 

それぞれの作品の考察が難しいので、消費カロリーはかなり高いとは思います。ですが全てを視聴した上で『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観れば、庵野監督が最終作に込めた愛のメッセージの一端を感じ取れるかもしれません。

 

 

 

あと宣伝なのですが、当ブログでは初見のエヴァ感想記事を現在制作中です。順次更新予定ですので、どうぞよしなに。とりあえず旧シリーズに対する初見時の呟きだけは既に掲載していますので、旧シリーズをご覧になる時のお供にでもどうぞ。ただ、2万字超えのクソ長記事ですのでご注意を。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

以上、ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』『シン・エヴァンゲリオン 劇場版』でガチ泣きしてしまった人からの紹介でした!