今週から毎日ゲームでフィットネスを始めることにしました。毎日30分前後の運動なので効果が出るまで相当かかりそうですが、汗をかくのって悪くないですね!
……という近況報告で誤魔化そうとしましたが、ほぼ2週間も更新が遅れてすみません。読み終えているジャンプのストックも尽きて焦ってます。これからも頑張って読んでいきますね。
それはさておき、前回までの流れはこちらからどうぞ。
yanyantukeboono.hatenablog.com
今週は2022年8~12号までの5号分の感想です! (各号の表紙は感想のところにあります)
マッシュル 第93~97話
敵がドンドン強くなっていくのに対して、マッシュルの強化は筋力以外無いのでどうしていくんだろうなーと思ったら、結局筋肉でした。そこが良い。重り外して強くなるとかいう擦り倒されたネタなのに、ワクワクしちゃうのが男の子なんですよね。ところで、今回みたいなノリと勢いと戦闘シーンのカッコ良さで押し切る感じが何かに似てるなーと思ったら、『ボボボーボ・ボーボボ』のそれだコレ!!
マッシュルがギャグっぽい顔で淡々と正論パンチする展開が毎回好きです。なんだかんだでちゃんとしてる子なんですよ、マッシュルは。会話の端々から彼の周囲や育て親への感謝とかリスペクトが滲み出てるのが良いですよね。前にも書いたかもしれないけど、周囲の言葉だけじゃなく、彼の言動や行動から生き様がわかる感じが好き。そして、今回のラストで見開き特大ラッシュが見れたのも興奮しました。やっぱりジャンプ主人公にはラッシュ技が映える。
逃げ上手の若君 第47~51話
ついに1周年を迎えた若君様。最近ではついにアニメ化の話題も出ていましたね。めでたい!! 今回の内容ではついに京に到着。ここに来るまでが怒涛の展開だったので、ちょっと箸休め的な展開になりそうですね。松井先生は頭脳戦での駆け引きを描くのがめちゃくちゃにうまいので、こういう賭場みたいな盤外戦も楽しく読めます。
正直、この直前の戦で誰かしらの死人が出るのでは無いかと思ってドキドキしましたが、無事に生き残ってくれて良かったです。そして新たな仲間を加えて更に先へ。現状だと(おじ) が後に嵐を引き起こす男だとは思えないのですが、カッコ良く活躍するところがあるのかな。トラブルならよく引き起こしているけど。
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— TVアニメ『逃げ上手の若君』 (@nigewaka_anime) 2023年3月19日
#逃げ上手の若君
TVアニメ化決定
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少年は逃げて
英雄となる―――#松井優征 最新連載作品
『逃げ上手の若君』TVアニメ化決定!
主人公・北条時行が描かれた
ティザービジュアル公開。
✿公式サイトhttps://t.co/M1P4Uhe6N2#逃げ若 pic.twitter.com/BjjSLYBbpI
ワンピース 第1038〜1040話
死神に鎌を振られそうなゾロ。流石にまだ死なないとは思うけど、何やら意味深なシーンですね。シンプルに、地獄の王になるなら死神くらい超えてみろということの示唆なら良いが…。そして死亡フラグビンビンのイゾウさん。おでん過去編でも登場してたので生きてほしいか…。個人的に菊の方が死ぬかと思ってた。錦衛門と菊は逆に生存フラグ?
ローはこの決着の場面でコラソンの能力を拾ってくるかぁ〜〜!!
それはずりぃよ〜〜!! ビッグマムは後で再登場しそうな終わりでしたね。あの人なら何処からでも這い上がってきそう。そして、ゾウとジョイボーイ。800年前の罪とは。ジョイボーイ自体はうっすらだけど、どこかで話題に上がってたかも。記憶が曖昧。キングもカイドウがジョイボーイでは?と話していたりと、かなり物語の核心に迫る人物っぽいですが一体どうなのか! 次回が楽しみです!!
あかね噺 第1~2話
「落語」がテーマとなっている期待の新連載です。実はこの作品が最新号まで連載が続いているというのは知っているのですが (というか表紙になっていたので……) 読む前には、
「かわいい女の子が主役だから人気なんじゃないの~~??」
とか思っていました。すみません。でも読んでみるとメチャクソに絵も構成も上手く出来た作品でびっくり。こりゃ人気出ますわ……。1話の中で、「主人公の落語への思いと才能の重み付け」「今後超えるべき壁」「世界観と落語の専門用語説明」辺りをキチンとこなしつつも緩急もついた単話としても面白いのが凄い。その上で、衝撃的な引きをすることで次回へも繋いでいくのもお見事。なんか『ドクターストーン』の1話目を読んだときの「あっ……コレ多分来るわ」という気分と同じ感覚になりました。続く2話では朱音の落語世界への入門の話をしつつ、早速本番の舞台へ。恐ろしく丁寧ながらスピーディーな展開っす!!
この作品は続くで!! (既に人気出てます)
地球の子 第1話
もう一つの新連載は、『SOUL CACTHER (S)』の作者さんによる作品です。前に連載されていた頃から比べて、めちゃくちゃ画力上がってませんか!? 読み始めたときは『セーラームーン』とか『キャプテン・マーベル』(映画版) みたいな女の子がメインで活躍するヒーロー物かと思ってました。
そういえば『レディ・ジャスティス』って作品があったなあ……(遠い目)。なんか打ち切り後に作者さんが炎上していた作品って記憶もありますが。
現状の印象としては、良くも悪くも「凄く面白い読み切り」という感じ。奇しくも前号での新連載『あかね噺』と同じく親から子へ受け継がれる物語でしたね。本作も1話としては面白かったのですが、個人的には今後どうなっていくか完全に未知数です。とりあえず1話からいきなり心が死ぬ展開でした。悲しい。もっとハッピーな所見せて……。
2話からは父と息子が世界の存亡をかけた出来事に巻き込まれていくのか。なんかアメコミみたいな感じですね。大切な人の犠牲をきっかけに自分に課された運命と向き合うヒーロー物というと、やっぱり『スパイダーマン』のベンおじさんを思い出しますね。息子は果たしてどんなヒーローになっていくのか。これからに期待です。
ところで、1話クライマックスの展開が奇しくも同じ超能力物でありながら、ネットでは「汚いエヴァンゲリオン」やら「汚い呪術廻戦0」と呼ばれて好評だった読切作品『オナ禁止エスパー』のクライマックスが似ていて笑ってしまいました。超能力物では、隕石で世界滅亡の危機って結構ありがちな展開ではありますが。ただ、どちらも「愛する者のために力を行使する」という展開でありながらも、ラストが対になっている感じがあるのもなんとも因果なもので……。
呪術廻戦 第172~175話
本格化する仙台結界での死闘ですが、ついに乙骨のガチ戦闘がお目見え。色々策を弄した結果とはいえ、あの相手にキスをする胆力とかやっぱりこの人おかしい……。もっと乙骨くんが圧勝するかと思いましたが、リカちゃん無しのハンデマッチだとそこそこ苦戦していて、良い戦闘バランスでしたね。ただ、まだまだ能力の底を全く見せていないのが恐ろしい。現状乙骨くんの能力でわかっているのは、他者の術式コピーが可能、膨大な呪力、リカちゃんを自在に操作できる (ここまでは『呪術廻戦0』より)、反転術式も使用可能、辺りでしょうか。
そして伏黒くんが漆黒の意志ルートに直進しているのが本当に怖い。どんな理由があれ相手を殺めることへの後悔を持ち続ける虎杖と、守るべき者のためならどんな汚れも背負う伏黒が段々対比的になっていくんじゃなかろうか。マジで伏黒も終盤で敵対しそうで嫌だなあ。どうか二人で仲良く喜久福食べてほしい。無理な気がするが。
ボクのヒーローアカデミア 第341~344話
ついにヴィランたちとの全面戦争に突入! AFO勢とオールマイト勢が互いに知略を巡らせ、死力を尽くしています。裏の読み合いって感じっすね。ここ最近はAFO優位の流れが続いているので、ここらで一発反撃してほしい所。今回良かったのは、普段脇を固めているサポート系個性のキャラたちが大活躍したところですかね。「どんな人も主人公になれる」というのが今回のテーマでもあるのかな。
流石にOFAはコピーできませんでしたが、物間くんのコピーや心操の洗脳が、練度さえ上がればやばい能力だっていうことを改めて感じました。どちらも元々強い個性でしたが、あの短期間で完璧な状況を作り出せた辺りに、二人の地力自体が大きく上がったのがわかってよかったですね。
破壊神マグちゃん 第75〜77話 (最終話)
邪神と過ごす青春スローライフコメディが今回で連載終了に。最初はクトゥルフ神話モチーフのゆるキャラということで、はじめのうちはちょいと抵抗があったのですが、段々マグちゃんがKawaiiからヨシ!! って気持ちになっていました。
今のジャンプは比較的ハードな展開が多い中、ゆるく楽しめるスローライフが心地よかった分寂しくなりますね。そして物語の最後に、悠久の時を生きる神々の悲しみと新たな出会いを描き切ったところがめちゃくちゃに良かったです。切なさと嬉しさが混在するラスト、なんとも言えない情緒があって好きだなあ。
上木敬先生、本当にお疲れ様でした!!
今回は新連載が2本追加されました! 今後の展開が楽しみです。そして『破壊神マグちゃん』の連載が終了して悲しかったですが、『守れ!しゅごまる』で再登場したのは嬉しかったです。展開が終盤に近づいている作品も多くて悲しいですが、しっかりと完結を見届けていきたいですね。
では、また次回。