ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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ゲームと私 第19回 「あの頃買えなかった『ウィッシュルーム』シリーズを今も忘れられない」

 月イチでブログを動かす。と公言しておいて、早速数ヶ月のラグが発生してしまいました。大人になると約束を守ることも難しくなるのです……。

 

 ……というのは私の惰性が原因なだけなのですが、実際大人になるにつれてゲーム等の娯楽に時間を割けなくなることは事実。不思議なもので、小学生の時には出来ていた「ちょっとした時間を利用する」というテクニックが何故か失われていく。

 

 そんなことを繰り返していると、昔やりたかったあのゲームのリメイクや、期待の新作に手が伸ばせず、休日のちょっとした時間すら活かせずに「まとまった時間が出来たらやろう」などという一生来ない言い訳を使って能動的な行動から逃げてしまう日々が続いていくのです。

 

 実際、この前発売されたアナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』も子供の頃に欲しかったけど買えなかったゲームの筆頭だったので予約して購入したのに起動もできていません。あんなにやりたかったゲームなのになあ……。

アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉 -Switch

 

(お前が配信活動やら、ストⅥにお熱だからそうなると言われるとそうなんですけどモゴモゴ……)

 

 そんなアナザーコードシリーズが発売された少し後、同じように本格ミステリーをDSで遊べるという触れ込みで出たゲームがありました。それが『ウィッシュルーム 天使の記憶です。今回はそんな懐ゲーから「買えなかったゲーム」の思い出話でも。

ウィッシュルーム 天使の記憶

 

 本作が発売されてややしばらく経った時期、即ち2007〜2008年頃。当時まだ学生だった私には、中古で2000~3000円というゲームは高額だった頃でした。そんな中で本作を持っているというのは、私にとっては「周囲とは一線を画する大人」であるかのように感じたのです。何故なら、私のような普通の学生の多くは『モンスターハンター2nd』を買うために友人と貯めたお年玉をブッパしていたから。学生時代って、友人と一緒に遊ぶゲームを買うか、家で一人腰を据えて遊べるゲームを選ぶかでいつも頭を抱えていた記憶があります。

 

 今みたいに完全無料のゲームは据え置き、携帯ゲームともに殆ど無く、ガラケーで遊べるゲームは少なかったのですよ。それに、パソコンのオンラインゲームは我が家のPCスペックではカクカクで快適とはとても言えないレベルでした (それはそれとして、『モンスターハンターフロンティア オンライン』を少しだけ遊んでいた記憶はあります)そうなると、やはり吟味されたゲームで遊ぶしかなかったんですよね。

 

 そして、金もない学生が何をするかというと、激安中古ゲームガチャや、Wiiバーチャルコンソールでのレトロゲーガチャです。みんなで出来て、かつ面白いゲームは無いのか日夜友人たちとゲーム屋やWiiショッピングチャンネルを巡回してました。懐かしい青い思い出。そのガチャ代で中古ゲームが買えたのでは?……ちょっとよく分からないですね。

 

 ちなみにバーチャルコンソールについては本企画のバックナンバーで語っているので、興味があればこちらもどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

 ですが、「買えなかったゲームのことは忘れない」というのは子供の頃から変わらないもので、欲しかったゲーム、やりたかったあのゲームは大人になっても目に付くものなのです。実際、どうしてもやりたかった逆転検事シリーズをこの前も全部集めちゃったし。

 



 

 閑話休題、そんな大人な雰囲気を醸し出していた『ウィッシュルーム 天使の記憶』。本作最大の魅力というのは、やはりDSの2画面を縦持ちで生かした謎解きであったと思います。実際に遊んでいない私が語るのもおかしいですが、DSではこの縦持ちでの遊び方をする作品はいくつかあって、脳を鍛える大人のDSトレーニングナナシ ノ ゲエムなど、発売時期は前後しますが遊び方に創意工夫が為されていた時期なんですよね。それでも、まるで小説を読むように、本を捲るように遊びながら展開される本格ミステリーという発想はこのゲームが無二だったように感じます。探索などのアクション、謎解き要素もありつつ、会話から真相を掴むADVパートも遊べるという部分もまた、当時としてはオシャレに感じた部分ですね。

 

www.nintendo.co.jp

 

 ああ、作品について触れれば触れるほどやってみたくなるゲームだ。

 

 社会人の今なら金があるんだから買えよ! という意見はごもっともなのですが、先程書いたように歳を取ると古い作品を改めてやる元気というものが失われていくのです。『ウィッシュルームシリーズ、今でもやりたいゲームの上位なのでこれを期に買いたいのですが、プレミア価格になってて未だに高いんですよね……。

 

 なお。本作の続編にあたるラストウィンドウ 真夜中の約束は開発元であるシングが消滅する直前の作品であるため、本開発元が手掛けた最後の作品ということになったみたいです。ただ、同開発元が手掛けたアナザーコードが冒頭で伝えたようにSwitch向けのソフトとしてリメイクされているので、ウィッシュルーム』シリーズもワンチャンリメイクされたりしないですかね……任天堂さん?

ラストウィンドウ 真夜中の約束

 

 ちなみに、ウィッシュルーム』、『アナザーコードシリーズのシナリオを手掛けた鈴木里香氏と、『ワールズエンドクラブ』、『デスカムトゥルー』でお馴染みイザナギゲームズがタッグを組んだ新作、

 

『ダークオークション ヒトラーの遺産』が2024年にNintendo Switch、Steamで発売予定とのことです!!

www.famitsu.com


www.youtube.com

 

 『デスカムトゥルー』に関する感想記事的は以前上げているので、興味があればどうぞ。映画を観るように短時間でも遊べて、かつゲームとしても面白い不思議な体験を皆様も是非。Switchでもダウンロード版が発売中です (ダイマ)

 

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

 でもアナザーコードシリーズのSwitch移植といい、『ダークオークション ヒトラーの遺産』といい、これだけ動きがあるのならばウィッシュルーム』シリーズにも何らかの動きがあると信じて良いんですよね?

 

そうですよね!?

 

移植されますよね!!!!

 

 と祈りつつも、あのDS縦持ちを生かした謎解きがどのように再現されるのかは本当に気になります。マジでどうかよろしくお願いします!! 任天堂さん!!

石の世界の物語ついに完結! 最強生物との大熱戦もついにクライマックス!【そして時は動き出す㉚ (2022年13号~17号)】

 この企画も気づけば30回目なんですが、もう初回は3年前だそうです。随分と長い間続いている企画ですね。でも、前回の更新日は約11ヶ月も前らしいですよ。投稿者、一体いつから週刊少年ジャンプを読んでないんでしょうね?

 

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

 ということで、久しぶりの更新です。実はかなり前に読むだけ読んで感想を書き忘れてしまっていたので一部作品の感想が欠けています。マジで申し訳ない。とりあえず掘り起こせた感想はまとめているのと、次回からは普通に最新の感想をまとめていくのでよろしくお願いします。

 

前回までの流れはこちらからどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

今週は2022年13~17号までの5号分の感想です! (各号の表紙は感想のところにあります) 

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新年のご挨拶とブログ更新の熱量と今後の活動方針について

新年あけましておめでとうございます。

 

去年一年は途中から動画投稿、配信にお熱で全然ブログ更新ができず、すみませんでした。ブログはどうもモチベーションが大切みたいで、燃え上がるような熱情がない状態だと自分の満足行く記事が書けないんですよね。

 

やっぱり記事にかけた熱量というものは読者の皆様にも伝わりやすいようで、以下の2本はかなり熱量を込めた分未だに読まれる頻度が高いみたいです。

 

yanyantukeboono.hatenablog.com

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

(もうこれらの記事が3年前なんだ……時間の進みが早すぎる……)

 

読者が求めるものは熱の入った記事。そして、書く側としても熱の入っていない記事をお出しすることは本懐ではないし、モチベの低下にも繋がってしまう。

 

ならば、熱が溢れ出したときには記事を書き、そうでない時は無理に更新はしないスタイルでやっていこう! という結論に至りました。つまり、「ブログを更新し続けるためだけに記事を書く」という方針は今年は辞めようかなとか思っています。実際その方針のせいで更新が途絶えてましたし……すみません……。

 

今後の更新内容としては、個人的に遊んだADV系ゲームの感想を書いたり、見たアニメ、他の人の動画、配信やイベントについての感想をメインにまとめていく予定です。理由はシンプルに「モチベが続くし、一番読まれているから」ですね。

 

当ブログ以外にも動画投稿、配信活動もしているので、そちらで更新した内容とこちらのブログ記事が重複してしまう部分も今後は出るかもしれませんが、うまく差別化を図っていきたいと思います。やっぱり文章じゃないと表現しきれない気持ちも多くあるので、そこら辺のデリケートなところをブログにまとめたいですね。

 

で、誰も読んでいないことでお馴染み本ブログの連載記事『そして時は動き出す』なんですが、

 

記事内容の縮小を考えております!!

 

つまり、今まで1作品に対して4~5分近く費やしていたものを、ピックアップした作品以外は2文程度の簡単な感想にしていきたいと思っています。理由は上記の内容と同じで週刊少年ジャンプを読むモチベが下がってしまったから」です。

 

単純に忙しくて週刊少年ジャンプを読めていないのもあるのですが、本連載記事の執筆が非常に高い消費カロリーで疲れちゃったんですよね。その割には読まれる頻度が低いので労力に合わない作業になってしまい、記事も進まないしジャンプも消化できないという負のループになっていたのです。だったら、いっそのことやりやすい更新方法にしてしまおうって寸法ですね。モチベを保てるやり方での更新となるので、自分に合わなかった作品等はサラリと読み流したり、切っちゃうこともあるかもしれないですがお許しを。

 

ちなみに、不定期連載企画である『ゲームと私』に関しては通常運転で更新予定です。こっちに関しては、月イチ連載くらいのペースでやりたいな。そんな感じで今年はゆるく、でも全く更新しないわけではないくらいのペースを目指しますので本年もよろしくお願いいたします。

 

今回は短めにこの辺りで。今後も記事をブラッシュアップして読みやすい長さの記事を目指しますね。では、また近いうちに。

語れお噺!守れヒーロー! 親から子へ受け継がれる信念の行方は如何に!【そして時は動き出す㉙ (2022年8号~12号)】

今週から毎日ゲームでフィットネスを始めることにしました。毎日30分前後の運動なので効果が出るまで相当かかりそうですが、汗をかくのって悪くないですね!

 

……という近況報告で誤魔化そうとしましたが、ほぼ2週間も更新が遅れてすみません。読み終えているジャンプのストックも尽きて焦ってます。これからも頑張って読んでいきますね。

 

それはさておき、前回までの流れはこちらからどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

今週は2022年8~12号までの5号分の感想です! (各号の表紙は感想のところにあります) 

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深化していく物語と明かされる真実たち。2022年も衝撃の開幕!! 【そして時は動き出す㉘ (2022年1号~7号)】

仕事中にWBCを見ていて凄く感動しました。

 

野球に疎い人間でも大興奮の試合でしたね。メキシコ戦からの決勝戦なんて「これは準決勝がベストバウトになるやつやな」と思ってたら、決勝の最後でそれを超える決着と感動があって最高でした。名作漫画かよ。

 

やっぱり人を感動させられるコンテンツってすげえよ。スポーツってすげえよ。そんな感動もひとしお、そういえば俺は作ると宣言していたものすら作っていないのは駄目だな……。と、よくわからない落ち込み方をしていました。

 

凄いものを見たり、頑張っている人を見ると「かっけえ!! こんなふうになりたい!!」っていう憧れと同時に、いつも落ち込みがセットになってるのってみんな共通のものなんでしょうかね。

 

それはさておき、前回までの流れは以下からどうぞ。

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今週は2021年48~52号までの5号分の感想です! (各号の表紙は感想のところにあります) 

 

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終わる童話と果てなき武芸。新たに始まる少年と妖怪の戦いも見逃せない!!【そして時は動き出す㉗ (2021年号48~52号)】

どうも、更新のたびに更新予定日が後ろ倒しになっている男です。

 

元々ストックを蓄えているこのシリーズですが、細かい修正等を加える時間もあまり取れなかった結果、こんなに更新が遅くなってしまいました。今週は会社で不幸が重なったり、22時には眠くなる体質になってしまったりと何か噛み合わない週でした。

 

それはともかく、Twitter凍結が無事解除されました。よかったーーーーーー!!!!

 

とりあえず外部連携で自動ツイートする系のアプリは全部連携解除しました。また凍結されるようなことがあると嫌なので。……そもそも悪意のあるbotを放置して永久凍結してくるTwitter社が悪い気もするのですが。

 

まあそれはともかく、これからはまたTwitterでも更新通知が可能になりました。ひとまず安心っす。

 

ということで前回までの流れは以下からどうぞ。

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今週は2021年48~52号までの5号分の感想です! (各号の表紙は感想のところにあります) 

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漫画における表現の面白さについて。そして、ヒーローの帰る場所とは!?【そして時は動き出す㉖ (2021年号43~47号)】

どうも。早速更新が一日遅れました。

 

激烈に仕事が忙しすぎてブログはおろか、別の趣味である動画もまともに作れていません。皆さんもこの時期は卒業式やら就職準備やらで忙しい時期ですよね。ジャンプを読み進めるタイミングを逸してしまっているので、頑張って読まないといつかブログが停滞してしまいそうですね。

 

この記事は大半を相当前にしたためておいたものなので、こうして忙しい中でもなんの問題もなく更新を出来ています。やっぱり備えあれば憂いなしっすね。

 

ということで前回までの流れは以下からどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

今週は2021年43~47号までの5号分の感想です! (各号の表紙は感想のところにあります) 

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