ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

ゲームやYouTube、漫画・特撮が好きな人のブログ。ゲームの話題がほとんどです。

漫画における表現の面白さについて。そして、ヒーローの帰る場所とは!?【そして時は動き出す㉖ (2021年号43~47号)】

どうも。早速更新が一日遅れました。

 

激烈に仕事が忙しすぎてブログはおろか、別の趣味である動画もまともに作れていません。皆さんもこの時期は卒業式やら就職準備やらで忙しい時期ですよね。ジャンプを読み進めるタイミングを逸してしまっているので、頑張って読まないといつかブログが停滞してしまいそうですね。

 

この記事は大半を相当前にしたためておいたものなので、こうして忙しい中でもなんの問題もなく更新を出来ています。やっぱり備えあれば憂いなしっすね。

 

ということで前回までの流れは以下からどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

今週は2021年43~47号までの5号分の感想です! (各号の表紙は感想のところにあります) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクターストーン 第212~215話

週刊少年ジャンプ(43) 2021年 10/11 号 [雑誌]

全世界一周旅行も殊の外素早く終わり、ついに日本へ帰還。相変わらずとんがりコーンくらいサックサクの展開です。メデューサの暴走に関しては、何らかの裏切り者が居そうな雰囲気でしたがミスリードな気もしている。個人的には宇宙空間と同じ真空状態での保存が何かのトリガーとなった? 真空状態は音が伝わらないので、そのような状況で作用する緊急用の効果とかがあるのかな。

 

ガンガンロケットの準備が終わり、「随分テンポ良くいくなあ。でもリアルだとこんなに成功ばっかりじゃない気がするんだよなぁ」と思っていたところでロケット発射失敗の展開。完全に稲垣先生の手の内で踊らされている。

 

しかしホワイマンとは何者なのか。そして、天才たちがこんだけ苦戦して作っているロケットを超え、帰還用ロケットをクロムたちは生み出すことが出来るのか。気になることだらけです。千空たちが帰ってきたらみんなお爺ちゃんお婆ちゃんになってたりして。

 

 

夜桜さんちの大作戦 第99~103話

週刊少年ジャンプ 2021年 10/18 号 [雑誌]

「万花繚乱」や「ソメイニン」の話など、夜桜家の血統と本作の味方陣営であり、ラスボス候補と考えられるつぼみの正体が見えてきましたね。そんなんありかいなといいたくなる部分もある能力ですが、男の子はこういうの好きなんだよ (飛び切りの笑顔)何だか最終的には、つぼみとほぼ同一存在になった太陽を家族みんなで人間に戻す流れになりそうな予感。果たして太陽は夜桜百のような半人外に変わるのか、それとも新形態に姿を変えていくのかが気になる。

 

ただ以前も書いたかもしれないが、スパイ漫画というより異能バトルもの一直線になりつつあるのがちょっと心配だったり。序盤~中盤の道具を駆使して戦う感じが好きなので今後も能力と併用してスパイアイテムによる戦略は積極的に活かして欲しいところ。

 

 

ワンピース 第1026~1029話

週刊少年ジャンプ(45) 2021年 10/25 号 [雑誌]

ワノ国での争いが激化。ひょんなことから、この後の一部展開は耳にしてしまったのですが、まあ気にせずに行きまっしょい!

 

今回特に気になったのは、サンジの身体の変化。前回更新時にもサンジのサイボーグ化とかのフラグ? と捉えてましたが、やはりジェルマの一族は特殊なもよう。サンジが新能力をどのように受け入れるのかが気になりますね。何気にキラーとホーキンスの激闘も良かったです。キッドとの仲や、彼がスマイルに苦しめられた人間という要素もあって応援したくなるキャラになりましたねキラー。

 

 

僕のヒーローアカデミア 第327~330話

週刊少年ジャンプ(46) 2021年 11/1 号 [雑誌]

ついにみんなの元に帰還したデクの安堵した表情や、みんなの反応にウルッとしてしまう。デクくん、帰るべきが場所ができて本当に良かったね。そしてオールマイトにキチンと謝れて偉い。

 

「正しい世に与するだけの獣だ」が正しく「ヒーロー殺し ステイン」という男の全てを表していて最高だった。そうなのよ、己の信念のためなら世界の敵にも味方にもなる独善主義な男。それがステイン。でも、筋の通し方がまたかっこいいのよ。悪人ながら、世界に仇なす悪にも猛然と立ち向かうところが正しくダークヒーローであり、アンチヒーローよなあ。

 

そして、スターアンドストライプが登場。アメリカトップヒーローだしオールマイトっぽいストレートな個性かと思いきや、想像を上回るインチキ性能で笑った。でも、「自由の国 アメリカ合衆国」のNo.1 ヒーローなのも頷ける能力。もはやジョジョのラスボスか主人公側の覚醒後スタンド能力じゃん。

 

 

アオのハコ 第22~26話

週間少年ジャンプ(47) 2021年 11/8 号 [雑誌]

インターハイの大会編が始まり、スポーツ面での青春展開が進むのかと思いきや大樹があっさり敗退でビックリ。もう少し善戦するかと思ったけど、そこは割とリアルというか。自分も中学、高校時代に1回戦で早々に敗退する側だったので、応援席から見る先輩や後輩の姿を思い出して胸がちょっとだけ痛みました。表現がイヤにリアル。珍しくネガティブモードの大樹ですが、千夏先輩との距離感は近づいている感じも。

 

本作は変に少年漫画特有のラブコメ感がなくて、少女漫画のように読みやすい感じが良い。ラッキースケベやハーレム要素を否定しているわけではないんです。相変わらず私自身があまり得意ではないだけの話なんざんす。

 

大樹と千夏、雛の恋愛関係も気になるんですが、友人の笠原くんの恋模様もやっぱり気になるところ。どの関係も大きな進展は無いですが、少しずつ進む感じが逆にリアルでホッコリするというか。昔から恋愛事に関しては後方腕組ベガ立ちおじさんだった人間としてはニヤニヤしてしまうのが良い。

 

 

ウィッチ・ウォッチ 第31~35話

ウィッチウォッチ 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

単純にギャグや軽いノリの勢いが好きすぎる。本当に面白い。篠原先生は漫画が巧すぎる。大事な場面ではニコが可愛く、モリヒトはカッコよく丁寧に描かれており、コマ割りも大きくて迫力がある。今回でいうと、「好きな人にはそのままの言葉でぶつかった方が良い」というニコの素直で誠実な面がハッキリと出ているシーンが大きく描かれていて読みやすかった。

 

あと、ストーリーラインが本当に美しい。34話では冒頭の掴みである先生のネイルが終盤の伏線となっており、35話ではニコの「ニュークラウン」がその後の展開の匂わせとなっている。この序盤で終盤への要素をさり気なく撒いている感じが凄い。物語制作の基本を1話毎に忠実に行っているのが、全体の読みやすさに繋がっているのかも。

 

あと、どうしてここまでオタクのTwitterへの解像度が高いのだ。こわいよ。

 

 

PPPPPP (ピピピピピピ) 第2~6話

PPPPPP 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

失礼な話ですが、1話段階だとあんまり期待値は高くなかったです。でも2話以降から主人公の演奏スキル表現や展開の速さにグッと引き込まれました。2話以降も楽しみにしている自分がいて、びっくりしたんですよね。

 

読み切りのときにも感じたが、作品内での演出が本当に上手い作家さんだと思う。恥ずかしながらクラシックに造詣が深くないので、読みながら該当の曲をYouTubeで聴いていたが曲に対する表現が凄く的確というか分かりやすい。

 

絵が上手いかといわれると何とも言いづらい。しかし、デカい音をデカい音符や巨人で表現したり、音の勢いを直線的な譜面で表現するなど凄く分かりやすく見やすいんですよね。クラシックが好きな人の漫画という風に感じました。実際は知らんが。

 

 

呪術廻戦 第160~163話

呪術廻戦 19 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

ついにコロニーへの突入が開始。羂索が夢の中でコロニーから外に出した女性、最初はモブかと思ったら佐々木先輩でビックリ。メガネを外していたので誰だかわからんかった。ただ、突然死んだりしなくて良かった。井口先輩もとりあえずは無事だったし。この後、死ぬ可能性は大いにある気もしますが。

 

コロニー内は相当ヤバい状態になってそうだと思っていたが、初っ端から初心者狩りとかしてて民度が最悪なのに笑ってしまった。思った以上に新しい術師たちが自分の術式を使いこなしている様子だったので、今後はヤバい人も多そうっすね。特に虎杖が相対している日車は恐らく審判の術式そうなので厄介そう。日車自身がやたらとルールに固執している人間なので、「対象が法律 (または有効範囲内だけで定められている誓約) を破った際に、その罪の重さに応じたペナルティを与える術式」とかかな。凄くHUNTER×HUNTERにありそうだけど。

 

HUNTER×HUNTERといえば、冨樫展のコメントから腰痛のヤバさを再認識したのでマジでお大事にして欲しいっす。最新の方ではHUNTER×HUNTERも連載再開しているので、早く追いつきたいですね。

 

 

 

 

ということで、今回も情報量が多い回でした。個人的には『ヒロアカ』のスターアンドストライプと『呪術』の日車がキャラ立ってましたね。レディ・ナガンといい、堀越先生は何らかの癖に刺さるキャラを作るのが上手過ぎる……。

 

では、また次回。