ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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帰ってきてしまった読書企画!信念を通す戦いの行方は如何に!!【そして時は動き出す㉕ (2021年39号~42号)】

お久しぶりです。また帰ってきてしまいました。

 

極々一部の読者に需要があったような無かったようなジャンプを読むだけの企画「そして時は動き出す」です。まだ初めましての方は以下からどうぞ。

 

yanyantukeboono.hatenablog.com

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なんでこんな企画を再び始めたのか。なぜなら

 

ま た や ら か し た か ら

 

(画像は2023/2/19当時の撮影状況です。かなり読み進めたので、これでも相当減ってます)

 

なんで毎年溜め込んでるんでしょうかね。私もよくわかりません。考えられる理由があるとするならば、ちゃんと仕事に就いた結果忙しすぎて即寝落ちが増えて読書時間が減ったからですかね。それとも、ブログをめっきり書かなくなったから? はたまた生まれ持っての特性かも。

 

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まあ、何はともあれまたこうしてブログを書くきっかけを得られて良かったのかもしれないです。丁度Twitterも永久凍結されたところだし (冤罪です)。

というわけで、ブログも再開していきます。また週一くらいで更新していく予定なので宜しければどうぞ。序盤の分は結構書き溜めているので、スムーズに更新されるはずです。今までは文章量が無駄に多かった気がするので、前回よりも1作品に対するコメントは短めでいきます。どうぞよしなに。

 

 

前回までの流れはこちらからどうぞ (もう1年半も前なんですね…)

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今週は2021年39~42号までの4号分の感想です! (各号の表紙は感想のところにあります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PPPPPP (ピピピピピピ) 第1話

週刊少年ジャンプ(42) 2021年 10/4 号 [雑誌]

 

読み切り版とは変わり、隠れた天才から未知の可能性を秘めた凡才になりました。個人的にはあの思うがままに描かれた音楽描写が勢いあって好きだったのと、おばさん先生が良かったのでそこが落ち着いたのは少し残念かも。

 

でも、天才の中の落ちこぼれがどう変化するのか楽しみです。前回よりも尖った面は減ったけど、良い意味で少年誌っぽい雰囲気になったのは個人的に好印象。読切版くらい芸術性のある作品が一つあっても良いかもしれませんが、あの雰囲気は読切版だからこそ良い気もするので……。

 

これから出てくるであろう兄弟たちとの確執や、家族間のドラマが音楽とどう関わっていくのかも気になるところ。音楽の奏で方もどう描き分けるんだろうか。キャラクターによる演奏の違いの違いにも注目したいです。

 

 

逃げ上手の若君 第29~32話

週刊少年ジャンプ(39) 2021年 9/13 号 [雑誌]

 

若君の変態性もドンドンとハッキリしてきて良いですね。カッコ可愛いだけでない感じがすき。今回の流れで、「逃げて生き延びたがる将」から「周りすらも生きたがりにする将」にクラスチェンジしたのが凄く良かった。物語として淀みなく、主人公の目標を自己中心→自己を含めた他者中心にまで広げて見せたのが上手い。これで目的遂行が個のためではなく軍として目指すものだと明確になりつつ、みんなの意欲の源もはっきりしましたね。

 

こういう歴史ものって、原典を調べるとオチが分かっちゃうときもあるので見ていないので今後が本当にわからなくて面白いっす。仲間たちとの信頼関係もじっくり描かれているので、どのキャラにも愛着が湧くのも良いですね。

 

 

アンデッド・アンラック 第76~79話

週刊少年ジャンプ(41) 2021年 9/27 号 [雑誌]

 

不停止 (アンストッパブル) のユニフォームがスーパーヒーロー感があってマジでカッコいい!! 内容的にはアンダーとの全面戦争が始まっていますが、これってもしかしたら決着したらそのまま「神」と呼ばれている存在との決戦に入っていくんですかね? だとするなら、既に終盤に入りかけている気もしたり。流石にまだ早いか! とも言えない空気が最近のジャンプ作品にはあるので、意外とサクッと終わっちゃうのかな。

 

とはいえ、もう一波乱ありそうな感じもします。一回くらい世界がやばいところまで行きそうな気もする。最近はチェンソーマン』『呪術廻戦』の影響で凄いところまで展開が進む作品も増えてきたのでかなりヒヤヒヤするところまでいくかも。

 

 

ワンピース 第1023~1025話

週刊少年ジャンプ(40) 2021年 9/20 号 [雑誌]

 

サンジの語る「身体の調子が変」やゾロがリョウマの末裔っぽかったりと気になる話題がたっぷりでした。サンジというかジェルマの一族ってもしかしてサイボーグだったり、特殊な肉体を持つ家系だったりするんですかね。

 

本作は意図的に一味のメンバーに多様性を持たせていると思っているので、サンジも特殊な何かがあるのかも。今更ながら、麦わらの一味ってただの寄せ集めじゃなくて多様性を大事にしてますよね。それぞれ所属も出身も何もかもバラバラだけど、互いを信頼し合っているメンバー。よく練られた良いチームだなあ。そしてモモが遂に決戦の場に降り立ちました! 風の噂では、ここからがめちゃくちゃ面白い展開になっているらしいので早めに追いつきたい!

 

 

ドクターストーン 第210~214話

Dr.STONE 24 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

ついに石の世界でコンピューターの元となる電卓が完成! そして、「あのソウルフードまで辿り着きました! 相変わらず大胆過ぎるほど過程の描写を簡略化してスピーディーに進んでます。次はいよいよロケット作成。本当にクライマックスなんだなぁとしみじみ感じます。このまま最後まで駆け抜けてしまうのだろうな。ちゃんと完結して嬉しい限りなのですが、同時に彼らの旅の終わりが案外早く来てしまって悲しいような。このペースで人気連載作品たちが終わっていくと、次世代の対策が早めに出ないと本当にヤバいんじゃないかと謎の編集目線でも見てしまうのが大人の悲しいところ。

 

 

呪術廻戦 第156~159話

呪術廻戦 18 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

HUNTER×HUNTERを彷彿とさせる流れになってきましたが、それぞれ魅力的ですね。特に秤先輩に関しては、しれっと死にそうで長生きしているナックルっぽさもありますので是非生き延びてほしいところ。東堂もかなり強キャラですし、秤先輩もゴリゴリに活躍する戦闘描写があると良いなぁ。それにしても死滅回泳のルール、めちゃくちゃ複雑じゃないですか? 多分HUNTER×HUNTERが現在進行形で進めている王位継承編よりは分かりやすそうなのですが……。何はともあれ、本格的に物語が動いてきそうで楽しみですね。群像劇みたいな感じになっていきそうですがどうなるのか。

 

僕のヒーローアカデミア 第324~326話

僕のヒーローアカデミア 33 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

ここに来て、オールマイトの生き方を信奉していた「あの男」が登場するのが熱い!! 彼は本物のオールマイトを贋物と呼びますが、彼が話す「オールマイト」とは彼の生き様のことであり……という所が良かった。ヴィランの中でも特に深い信念を持って動いているんだなぁ。彼はオールマイトが力を失ったこと、更には彼の個性の本質すらも感覚的に見抜いていたのか、はたまた気づかぬままにヒントを渡したのかは謎ですがカッコいい。

 

本作は敵も味方も信念を通す物語なところが良いですよね。彼がしたことは決して許されませんが、それでも自分の意志を全うすることのカッコよさを感じます。そして、自分が信奉していたオールマイトに自分を終わらせてもらおうとするところも、自分の行いが悪である自覚がありそうで良い。

プロモブ

オレゴラッソ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

今回の読切で一番面白いネタでした。各漫画を役者が演じているという愉快な設定は、俗にいうスターシステム」的な感じがあって楽しかったです。モブを担当するベテラン役者というのも渋い所。その上で、設定だけの出オチではなく、ちゃんとタイトルや作品を包括する結末なのも素晴らしい。読了後に思わず「おぉ!」と唸ってしまいました。これには流石にスタンディングオベーション

 

面白い漫画を描く方だなーと思って漫画家名を見たらびっくり。以前この企画内でも取り上げた別の読切漫画『タタラシドー』を描いた方でした!! この作者さんの漫画が個人的にツボなのかもしれない。

 

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

 

アメノフル 第17~19話 (最終話)

アメノフル 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

新連載で始まった本作品ですが、ここで打ち切りに。うーん、個人的には打ち切りも納得な部分もあったり。『ボボボーボ・ボーボボのように終始ギャグテイストで進めたい作品なのか、はたまた『ワンピース』のような王道バトル作品で進めたいのかが見えてこないのが読者としては辛かったです。

 

折角カッコ良いシーンなのに、中途半端にギャグテイストなせいでノリきれない場面が多かったです。ここの切り替えがビシッと決まっていたら好きになれそうだったのですが…。他にも最終戦でロボットバトルに変わったりと作者がしたいことを無理くり詰め込んだ感じがしました。序盤はシンプルに主人公やバディがカッコ可愛く活躍するカタルシスをメインに据えてあるとよかったのかなぁ? 『ワンピース』の戦闘決着でカッコよくキメた後に、ルフィやゾロがすっとぼける空気の弛緩を目指したのかもしれませんが何か逆に作用している感じが。そう考えると、名作ってギャグも上手くできてるんだなぁ。

 

でもお菓子モチーフの異能は個性的で面白かったし、主役の能力が「キャンディー」というのも見慣れているのに珍しい感じで良かったですよね。ペロペロキャンディーが強武器なのって、星のカービィシリーズの無敵キャンディー以外見たことないかも。あと途中でアイスの先輩が活躍したあたりはシビレました。また敵味方問わず、キャラクター自体の魅力は凄くあったので次回作に期待したいです。

 

たけぐし一本先生、みたらし三大先生、本当にお疲れ様でした!!

 

 

ということで、今回は『アメノフル』が無念の打ち切りからの、『PPPPPP』が新連載として追加されましたね。中々新連載陣が定着していかなくて悲しいですね。今回の新連載は結構好きなので、完結まで続いてほしいですがどうなることやら。

 

では、また次回。