最近何故だかもの凄く眠いのですが、春先が近いんですかね。作業が恐ろしくはかどらなくて凄く焦っています。今週は特にブログ更新が少なめだったので、来週は頑張っていきたいところ。
ということで、ただ『週刊少年ジャンプ』を読み進めるだけの企画「そして時は動き出す」の第2回目です。もう一週間経ったんですね、早いなあ。今週は2019年10~11号まで。前回同様あまり読めていませんね。
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今回の表紙は『アクタージュ』と『ぼくたちは勉強ができない』+『ゆらぎ荘の幽奈さん』でしたね。『ぼくたちは勉強ができない』は段々と唯我の進路に対する気持ちが固まってきて、主人公の魅力が出てきた感じもします。
『アクタージュ』 第51、52話
銀河鉄道編クライマックス。阿良也をふたたび立ち上がらせたのは、周りの仲間が信じたことと、巌との約束でした。夜凪演ずるカムパネルラの「ぼくは行くよ」にグッと来ました。人は死んでも誰かの、僕たちの血肉になるから「ありがとう」なんだというのも良い言葉でした。そして生きた人間は、明日も生き続ける。その人が死んでも作品は生き続けるというのは素敵ですよね。昔『ワンピース』の尾田栄一郎先生が単行本の帯表紙に書いていた、「作者が死んでも作品のキャラクターたちは生き続ける」というような言葉を思い出しました。
誰かの記憶に残ったり、自分の作品が生き続けることって幸福なことですよね。以前のブログ記事でも書きましたが、このブログも誰か一人でも記憶してくれていたなら幸せです。
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『ワンピース』 第932、933話
サンジがジェルマの技術を使用。「プライド捨てりゃ救える命もあるかもしれねェ」の一言。かっけぇ…。そんでもって、ここでスケスケの実の伏線回収。展開が天才的すぎる……鳥肌立ってしまいました。記憶喪失のビックマムという衝撃展開。そして、小紫がオロチと敵対して大混戦へ。ここ数話のワンピースは結構動きがありましたね。シャボンディ諸島での合流以降は展開が停滞しがちだったので、ここに来て色んな展開があるのは嬉しいです。
細かい伏線がじわじわ拾われていくのも『ワンピース』の醍醐味ですね。ローがジェルマのお話に詳しいのも面白い。忘れた頃に初期の伏線が拾われていくんだろうなあ。
『僕のヒーローアカデミア』 第215、216話
峰田…やはり君はコメディリリーフか。でも、今回の戦いで色んな可能性は見えてきた印象がありますね。後半で活躍する代わりに散るのは悲しいので、どうか最後まで生き延びてくれ峰田よ。あと麗らかさんが赤面する横で、一緒に赤面するデクくんも良かった。二人とも可愛いな、どうか二人とも幸せにくっついて欲しいです。
今回の対抗戦は結構良い試合多かったですね。それぞれの個性の使い方も色々見られましたし、普段活躍が少なめのキャラクターたちも連係プレイで活躍しているのが良かった。
『呪術廻戦』 第45、46話
あの怖い顔の特級呪霊、星の防衛機能みたいな感じなんか……。ヤバい奴の見た目だけど、テレパシーの感じだと師匠キャラみたいな魅力があって好きかもしれない。とはいえ、敵としてはあまりに強大ですね。あと、お爺ちゃんってまさかのギタリスト系呪術師なんですか!? なにそれパンク過ぎる。
あと、「帳」が五条 悟メタ構成になっていたのは笑ってしまいました。流石は現状作中最強キャラ。ただ最強キャラがいない分誰か一人ぐらい死人が出るかもしれないので、結構ハラハラする展開ですね。せめて高専生たちは全員生存して欲しいなあ。
『約束のネバーランド』 第121、122話
鬼を絶滅させる未来を目指す。それって、つまりは相手の生活を破壊することでは……と思っていると、やはりエマも「鬼を殺したくはない」という気持ちでした。人間を食うのはやめさせたい、でも食わなければ鬼は獣になる。そんな矛盾をどうすれば解消できるのか。人を食わねばならぬ存在との共存というテーマでは、『武装錬金』などでも触れていましたね。あちらでは技術力でカバーしていましたが、こちらの物語はどうなるのか。
現状では解決にならないとのことだったけど、七つの壁で「約束」を結び直すことがキーになったりするのかな。この数話で「約束」と「ネバーランド」というタイトルのワードがそれぞれ回収されましたね。
『鬼滅の刃』 第144、145話
兄弟子「獪岳」とのたたかい。善逸が修行中に受け取った手紙は師範の切腹についてだったのかな。多くの雷の呼吸を使いこなす獪岳に対して、「雷の呼吸 漆ノ型 火雷神」で反撃する善逸。技の名前に「火」が入っていたのでまさかと思いましたが、「俺が考えた俺だけの型」という一言がカッコイイ。善逸としては、獪岳のことも尊敬していたのが切ないところ。獪岳は師範の愛や善逸の思いに気付けなかったことが分かれ道だったんだろうなぁ。
あと、お館様の長男って生きてたんですね。子どもと一緒に心中したので、全員亡くなったのかと思っていたのですがちゃんと託していたのか。さっそくもの凄い勢いで兄妹が働いていましたね。お館様の一家って、鬼を身内から出したという罪悪感などあると思うんだけど闇が深いですよね。
『チェンソーマン』 第8、9話
無事コウモリの悪魔を撃破。巻き込まれた野郎が不憫。そして救出して帰還かと思いきや、早速新しい悪魔が登場しました。一つ解決したかと思えば、息をつくまもなく次の展開へ。どんどん展開が進むのでドキドキしっぱなしです。展開が早い作品というと、『ジョジョの奇妙な冒険』の2部なども息つく間もない展開でしたね。他にも、『進撃の巨人』や今人気のジャンプ作品も大概は序盤のテンポが良かった印象です。序盤でも見せ場が多い作品の方が、人気に火が付きやすいのかもしれません。
『獄丁ヒグマ』 第6、7話
命の価値は単純なものではない。そして、ヒグマもまたその命を刈るという意味では亡者たちと同じというほんのりと考えさせられる決着でした。師匠キャラと思われる阿傍さん、なんとなく好き。ああいう作中強キャラの師匠って凄く好きなんですよ!
閻魔大王のビジュアルはどことなく『幽遊白書』のコエンマっぽさを感じました。次の敵は母子を引き裂く残忍な「狐」との戦い。『チェンソーマン』などと比較すると、展開のゆっくりさが気になるところ。亡者たちを捕らえることへの苦悩など、面白くなりそうな要素は多いのですがペース的に打ち切りコースな気もします。
今回の読み切りは全部で3本ありましたが、ギャグ2本のアクがめちゃくちゃ強かったですね。麻生先生の読み切りは好きなんですが、続きは『ジャンプスクエア』にて! というのがちょっと残念でした。
『火ノ丸相撲』と『食戟のソーマ』は前回も触れたように、どんどん展開が駆け足になっている印象なので心配です。どちらもラスボス戦以外にも魅力的な対戦カードが幾つか残っているので、じっくりと試合が見たいのですが厳しいのかも。週刊少年ジャンプって、打ち切りが近づくと容赦ないのがしんどいです。
次回はもう少し多めに読んでいきたいと思います! ではまた次週!