ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

ゲームやYouTube、漫画・特撮が好きな人のブログ。ゲームの話題がほとんどです。

ゲームと私 第12回 「ついつい買ってしまう『バーチャルコンソール』の魔力」

春ですね。まだまだ寒さが続いていますが。今週は卒業式を迎えられた方も多かったのではないでしょうか。先輩たちを見送る側も、見送られる側も立場や状況が変化するのでドキドキする時期ですね。

 

私は高校生のときに初動で大失敗して、結果的に卒業するまで中学の友達としか遊ばなかったという苦い記憶があります。でもまあそんな人間でも何とか生きてるので、高校デビューに失敗しても大丈夫ですよ! 当たって砕けていきましょう!

 

さて、この企画を始めてから「学生時代に特に遊んでいたゲームは何だっただろうか」と考えるようになったですが、何故だか記憶の大半がレトロゲームなんですよ。年齢に合わない作品が多くて不思議に思っていたのですが、恐らく当時は友達の家に行っても「Wii」で遊ぶ機会が多かったからそうなったのだと思います。

 

Wiiといえば、バーチャルコンソール」(以下、「VC」と略す)! みたいなイメージが個人的にあるんですけど、皆さんはどうでしたか? 私は多分Wii専用ソフトよりもVCを多く買っていたんじゃないだろうか。今でも「Wiiショッピング チャンネル」のBGMが耳に染み付いてます。

 

当時Wiiが出たての頃は、今ほどネットが無線環境じゃなかった気がします。少なからず我が家はそうでした。だけど、どうしても光神話 パルテナの鏡がやってみたくて、わざわざ無線LANを設置してもらったのを覚えています。当時クソガキのワガママを聞いてくれた両親には感謝しかないですね。

 

光神話 パルテナの鏡を凄くやりたがっていたのは、スマブラX「ピット」が参戦決定したことや、当時のファミ通に乗っていた (今も続いているかも)桜井政博のゲームについて思うこと』で取り上げられていたためです。

 

今はもう消してしまいましたが、かつては光神話 パルテナの鏡をクリアまで続ける動画も作っていました。ネットで攻略ページなども見ていましたが、ちゃんと進めてみると一番難しいのは序盤だったりします。中盤からは装備も揃い始めるので、結構サクサク進むんですよ。あとダンジョン探索も面白い。

 

桜井政博のゲームについて思うことX Think about the Video Games 4 (―)

桜井政博のゲームについて思うこと 2015-2019

 

この辺りから、レトロゲームにハマり始めていった記憶があります。少ないお小遣いで何とかプリペイドカードを買ってきて、膨大な量のVCから選ぶのが楽しかったです。当時はお金がそんなに無かったので、ゲームも中古で買うことが多かったです。最近はセールなどが頻繁に行われているので、中古でゲーム買うのがほとんど無くなったかも。

 

ともあれ、そんな感じでコツコツ買い溜めたVCが以下のような感じです!!

 

f:id:yanyantukeboo:20210316161406j:image

f:id:yanyantukeboo:20210316161358j:image

f:id:yanyantukeboo:20210316161339j:image

※意外と多かったVCコレクション。改めて見返すと、「ミニ」系統や最新機種に移植されている作品もチラホラ。「Wiiウェア」作品と高橋名人シリーズは最新機種にまとめて移植されても良い気がするなぁ。

 

 

こうやっていざ並べてみると、中々に壮観というか。思った以上に沢山買ってたみたいですね。ただ、古いゲームって難易度が高いものが多いのでほとんどクリアできた記憶がありませんが。あと懐かしかったのは、WiiウェアというWiiのダウンロード版だけで遊べたソフトですね。結構下らない内容のものから、本格的なゲームまで様々でした。『Wi-Fi8人バトル ボンバーマンことばのパズル もじぴったんWiiもめちゃくちゃ楽しかったなあ。

 

買ったVCの中では、『ダブルダンジョン』大魔界村が特に印象に残っています。私もこのVCに触れるまでは名前も知らない作品でしたが、『ダブルダンジョン』は非常に面白い仕様のRPGです。

 

なんと、二画面分割で同時にRPGを楽しめるという斬新なゲームなのです! ゲーム自体は、ウィザードリィのような形式のRPGで遊びやすいです。友人と協力して進めるも良し、出会ってしまったら決闘するというルールで遊ぶのも良しと2人でやるのが特に楽しかったです。

 

ダブルダンジョン [WiiUで遊べるPCエンジンソフト][オンラインコード]

 

久しぶりに軽く触ってみると音楽や映像は単調だし、ストーリーは無いし、広すぎるダンジョンのマッピングは面倒くさいを通り越して最早苦行の域だしと当時の不満点も思い出してきました。

 

確かに基本は単純な作業ですし、敵が攻撃してきたときも自分が攻撃したときも点滅と画面揺れくらいで大したエフェクトはないんですが、何故か面白いんですよ。シンプルなのに、つい先がダンジョンの先が気になって遊んでしまうゲームでしたね。

 

大魔界村は、言わずとしれた魔界村シリーズの2作目です。当時は超魔界村が欲しかったのですが、「スーパーファミコン」のVCは他の機種より高めだったので大魔界村を選んだ記憶があります。これがまあ難しいんですよ。友人と協力して交代交代でプレイしていたのですが、4面のステージ全体とステージボスの「ノーム」が両方とも難しくて全然突破できませんでした。

 

大魔界村  MD 【メガドライブ】

 

帰ってきた 魔界村 オリジナル・サウンドトラック

帰ってきた 魔界村 オリジナル・サウンドトラック

  • 発売日: 2021/03/05
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

ただ、やり込んでいくうちに何処をどう飛ぶと宝箱が出てきて、何番目を壊すと鎧が手に入るのかが分かってくるんですよ。分かってくると、動きも洗練され始めてきます。その過程を楽しめるかというと、クリアできない悔しさの方が強かったですが。でもその分、クリアしたときの喜びはひとしおです。

 

まあ結局友人と協力しても終わりが見えなかったので、裏技コマンドでの無敵モードでエンディングを見ました。今なら巻き戻し機能などがデフォになってきているので、いつかリベンジしたいですね。

 

あと友人とよく遊んだのは、ダンジョンエクスプローラーですね! こちらも複数人で遊べる「アクションRPG」で貴重でした。しかも、コントローラーさえあれば最大5人で遊べるという懐の深さ!

ダンジョンエクスプローラー[WiiUで遊べる PCエンジンソフト] [オンラインコード]

 

複数人で遊ぶと、メンバーの死亡率が跳ね上がってすぐゲームオーバーになっちゃうんですよ。それぞれワーワー言いながら、似たような攻撃系の役職ばかりになってしまうのなども良い思い出です。

 

ダンジョンエクスプローラーは、PCエンジンミニ』などにも収録されているようなので、遊んでみたい方はそちらでもどうぞ。ちなみに、そちらには未収録ですがダンジョンエクスプローラーⅡ』もあって、そちらのVC版も何故か買ってました。やった記憶はあんまりないんだけど……。あと使用ブロック数がやたらと多い。

 

VCの思い出は話し始めると無限に続きそうなので、また別の機会にでも。VCは「メガドライブ」とか「PCエンジン」だけではなく、ニンテンドー64」も出来るのが凄いですよね。VCが配信されていた当時はメガドラPCエンジンが遊べることの方が有り難かったですが、今は「ミニ」系が多く出てますからね。

 

 

現状だと「3DS」や「Wii U」でしかVCは使えませんが、「Nintendo Switch Online」にニンテンドー64も追加されてほしいですね。『ミニ ニンテンドー64』とかが発売されるのでも全然嬉しいのですが。マリオストーリーとか今また遊びたいなあ。Wii UのVCで早めに買っといても良いかもなあ。

 

 

そういえば、この記事を書くにあたって確認ついでにWiiのデータをWii Uに移行する作業をしてました。互換性があるはずなのですんなり行くかと思っていましたが、これがまあ大変な作業で。元々SDカードにバーチャルコンソール系を保存していたので、一度それらをWii本体に保存した後に移行作業が必要だったりとWiiの時代って微妙に引き継ぎがしにくかったのですね。

 

このVCが無かったとしたら、私は『ダブルダンジョン』というゲームの存在を知ることもなく、友人たちと集まってダンジョンエクスプローラーを遊ぶこともなかったんだろうなと思います。

 

 そう考えると、レトロゲームに色々触れる機会となっていて楽しかったなと思います。「Nintendo Switch Online」や、各レトロゲーム機の「ミニ」シリーズ、カプコンアーケードスタジアム』などの作品がそういった古いゲームにも触れてみるきっかけになってもらえると嬉しいですね。

 

ダンジョンエクスプローラー2 【PCエンジン】

ダンジョンエクスプローラー2 【PCエンジン】

  • 発売日: 1992/01/10
  • メディア: Video Game
 
メガドライブミニ

メガドライブミニ

  • 発売日: 2019/09/19
  • メディア: Video Game
 
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

  • 発売日: 2016/11/10
  • メディア: Video Game