社会人になると、気楽に人と遊ぶ時間は短くなっていきます。効率良い日常生活を構築できていれば話は別ですが、ゲームに多く時間は割けないよ！ という方が多いのではないかと思います。では、ゲームをしなければ良いのかというとちょっとした遊びの時間は欲しいもの。
そんな人にもオススメな、いつでも遊べて、すっごく気軽、1人でも大勢でも遊べてしまう一本。『世界のアソビ大全51』の感想について書いていきたいと思います！ 本作だけで世界のゲームが楽しめてしまうという贅沢な作品です！
ちなみに本作については、以前のクリスマス記事でも紹介しています。多少季節はずれですが、巣籠もり期間が続く今でも参考になる内容だと思いますので、よろしければこちらも一緒にどうぞ！
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世界のアソビ大全51-Switch (【Amazon.co.jp限定】Nintendo Switch ロゴデザイン マイクロファイバークロス 同梱)
- 発売日: 2020/06/05
- メディア: Video Game
2人までだと多種多様なゲームが、3、4人だとやや物足りない種類のゲーム量
本作の一番の良さは、やはり遊べるゲームが多くあるところです。1人であれば51種類のゲームを好きに遊ぶことが出来ます！ 1人プレイでは「ヒット&ブロー」と「スライドパズル」が楽しかったです。どちらもCPU無しで自分ひとりの実力が試されるゲームなので、タイムアタック的な面白さがありました。
欠点を挙げるならば、オンラインプレイだと3人以上で遊べるゲームが8～9種類程度しか無く、少ない点ですかね。他のパーティーゲームのような感覚でオンラインプレイを楽しもうとすると、物足りなさを感じるかもしれません。個人的には、「ダーツ」や「ボウリング」などの交代で遊べるゲームは4人まで対応にして欲しかったなと思います (ただ「ダーツ」などは、2人でのオンライン対戦でもラグなのか、物理演算の影響なのか、死ぬほど重くなることもあったので、技術的に厳しいのかもしれません)。
率直な意見を書かせて頂くと、ある程度ゲームに慣れている人同士が３～４人でオンラインプレイをするのなら、『桃太郎電鉄』や『マリオパーティ』の方が盛り上がるかもしれません。本作だけだと、上記の理由に加えてシンプルでサクッと終わってしまうゲームが多いので、ちょっと食い足りない感じがあります。
個人的には、友人と2人で通話を繋いで「トイベースボール」や「エアホッケー」をやいのやいの軽口を叩きながら遊ぶのが楽しかったです。昔友達の家で野球盤を大勢でやっていた小学生時代などを思い出して、つい白熱してしまいました。
ちなみに、今の私の中で一番熱いゲームは「ヨット」と「テキサスポーカー」ですね。どちらもシンプルなルールながら、それぞれ運と駆け引きが生じてくるので非常に面白いです。何事においても、引き時が大事だと思い知らされますね。
また、本作の「麻雀」は複数人でも遊べて、役などの説明もゲーム内チュートリアルで学ぶことが出来て分かりやすいです。このコロナ禍での自粛期間に友人たちと、ゆるっとダラダラ駄弁りながら遊ぶのにオススメです！ また、野良で潜って歴戦の猛者たちと鎬を削るのも面白いかと思います。麻雀がこれだけがっつりと遊べて他のボード、カードゲームも遊べるという点は、ボードゲームアリーナなどのサイトや、PC向けゲームを除いた近年の据え置きゲームでは唯一無二な一本かもしれません。
誰とでも気軽に楽しい一本、ただし友情崩壊には注意！
総評としては、ライトゲーマーや、普段ゲームを遊ばない家族でも、気軽に触れやすいゲームが沢山なのが本作の良い点かと思います。反面、ボードゲームなどを多く楽しみたいコアゲーマーや、友人とオンラインで多種多様のゲームを楽しみたい！ という方にはかゆいところに手が届いていない感じです。
ただ、2人程度であればオンラインでも遊べるゲームは多いので、かなりオススメできます。自粛期間にそれぞれの自宅からカップル同士遊ぶのもあり、久しぶりに家族や友人と童心に返って遊ぶのもありです！
最後に、4人まで対応の「ルドー」は楽しいのですが、場合によってはめちゃくちゃ苦行の友情崩壊ゲーになり得るので注意です。私は友人の誕生日の最後に本ゲームを遊んで若干気まずい空気になりました！！ だってサイコロの目に抗えないんだもの！！
もし次作が出るのならば、世界のゲームというコンセプトとは外れるのかもしれないですが『キャントストップ』や『コヨーテ』、『モノポリー』等の気軽に4人以上でも遊べるゲームが増えたら良いなぁと思ったりしてます。
それでも、空き時間にも手軽で楽しく遊べる本作、是非一人でも皆とでも遊んでみて下さいねー！！
