ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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【ネタバレ無し感想】『逆転裁判 蘇る逆転』は1作目にして屈指の完成度を誇る名作だと叫びたい

突然ですが、新年も明けたので、今後は動画配信などのアプローチも考えていこうかなと思っているのですが、全然編集が終わりません。かなり昔にやってたのですが、すっかり感覚を忘れてしまう物ですね。

 

そんな中、カプコンさんで動画配信に関するガイドラインが発表されましたね。これによって、色んなゲームの配信がしやすくなったのかなと思います。ただ、ゲームによってはソフトの公式サイト上でガイドラインを出すとのことです。

 

www.capcom.co.jp

 

これ『大神』逆転裁判4以降のナンバリング作などは元々配信禁止または、配信区間が設定されていたんですよね。今後個別ガイドラインが出たりするのか、それとも解禁と捉えて良いのかちょっと気になるところですよね。一応、少しだけ様子見をしても良いのかなあと個人的に思ったりしました。

 

さて、前回の記事でも取り上げていましたが、カプコンさんがホリデーセールが1/19 (火) 実施中です。なんとPS4版、Switch版の『逆転裁判123 成歩堂セレクション』が約2000円で買えてしまいます!! 3DS版と4以降のシリーズにいたっては500円! ワンコインで逆転裁判が遊べてしまうのはあまりにも破格です! (一応言っておきますが、業者とかではありません)

www.capcom.co.jp

 

ということで、今回から3日連続『逆転裁判』シリーズの紹介ウィークにしていこうかと思います。『逆転裁判123 成歩堂セレクション』では、3作とも収録されていますのでどうぞよしなに。ちなみに、実写映画版『逆転裁判』に関しても以前記事にしていますので、よろしければこちらもどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

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逆転裁判123 成歩堂セレクション コレクターズ・パッケージ - PS4

まずは逆転裁判 蘇る逆転の感想を書いていこうかと思います。これからプレイされる方もいるかと思いますので、出来るだけネタバレは抜きで参ります。

 

本作は、成歩堂 龍一 (以下、ナルホドくんと略す) という新米弁護士が主人公となって進んでいくアドベンチャーゲームです。探偵パートで証拠を集め、裁判パートで無罪を勝ち取ることがゲームの基本的な目標となります。

 

裁判のゲームというと小難しそうに感じますが、良い子の「CERO B」であるように子どもでも攻略できるような難易度設定になっています。推理も意外と簡単なのですが、決して子供だましな内容ではなく、予測不可能な展開が続く非常に面白い作品でした。

 

とにかく、二転三転する証人たちの意見や、窮地の場面でのハラハラドキドキの展開とそこからの「逆転」が本当にスカッとします!各話の構成もしっかりしていて、毎回最後の場面には「あっ!!」と思わされます。まさしく「逆転」が重要なテーマでしたね。

逆転裁判 -その「真実」、異議あり! - 01 グラフアートデザイン 缶バッジ BOX

 

何よりも、ストーリーや展開が全て最終話に繋がるようになっており、最終話でのカタルシスが凄まじいゲームです。最終話では物語としての繋がりだけではなく、ゲームのギミックやプレイヤー自身の閃きも活用する必要があるので、ゲームシステムとしても本編全ての経験を活かす作りになっているのが上手いです。

 

また、本作の特徴として「個性的なキャラクターたち」という点も挙げられます。一癖も二癖もある被告人や証言者、検事に裁判長と地味なキャラクターが一人もいないので全員が印象に残ること間違い無しです! この逆裁シリーズならではの独特なキャラクター性や会話のテンション、そしてテンポの良さがやみつきになってきます。

 

個人的に一番好きだったキャラクターは、「トノサマン」という特撮キャラクターです。BGMが本当にめちゃくちゃ良いんですよね。

逆転裁判 マルチ アクリル マスコット コレクション トノサマン 単品

  

同シリーズは3作目までで一区切りなのですが、本作のストーリーで出てくる伏線はいずれも本作中で回収されるようになっていますので、クリア後のモヤモヤがないところも素晴らしいです。個人的にはシリーズの中でも特に完成度の高いシナリオだと思うので、まずは本作全体を一つの物語として堪能してみて欲しいです。

 

 

また、追加シナリオである「蘇る逆転」は、本編の後日談という形で展開される物語です。今までに無かったDSならではの (3DS版以外だとボタン操作) 機能も楽しめて、後のシリーズにも登場するキャラクターが沢山登場しますので、3までクリアした人にも楽しめる仕様になっています。ただし、難易度自体は1、2、3のいずれもクリアしている前提となっているのか、シリーズ随一の難しさです。

 

逆転裁判 蘇る逆転

 

新しく追加された「科学捜査」は、本当に遊ぶ上でとても楽しかったです。子どもの時にしていた「警察ごっこ」を実際にゲームで出来るとテンションが上がるというものですよ!

 

ただし、例の「タイホくん」のアレだけは許しません。また、既プレイの方なら分かってくれるであろう「あの場面」でも盛大にやらかした側なので、通常の『逆転裁判』とはひと味違う追加シナリオでどうか皆さんも苦戦してもらいたいです。