この時期って、どのゲームもイベントが多くて大変ですよね。特にソシャゲ系では年末年始のガチャやイベントのために走らないと行けないことが多くて忙しいので、「あれ、なんでゲームでもこんなに忙しなく過ごしているんだ?」という気分になります。
そんな疲れはゲーム音楽を聴いてぶっ飛ばしてしまおう!
ということで、前回はゲーム音楽の中でも歌詞のついていないインスト曲をメインに紹介させて頂いたのですが、今回は様々な歌手の方が歌われているボーカル有りの曲を紹介していきたいと思います!
前回の記事は以下からどうぞ。
yanyantukeboono.hatenablog.com
そういえば、タイトルは「ボーカル曲編」 としたんですけども、よく考えたら「挿入歌」ということになるんですかね。それはさておき、いずれも歌詞から曲調まで素敵な物ばかりですので是非聴いて頂けたらと思います。歌詞がゲームの内容に沿っていたり、曲調がゲーム全体の世界観を表わしていたりと耳に残りやすい曲になっています。
それでは、早速参ります。
①『白騎士物語 -光と闇の覚醒-』より「とべ青い鳥」
ボーカル無し版でも出てきた『白騎士物語』シリーズの2作目『白騎士物語 -光と闇の覚醒-』の挿入歌です。広大な空へ飛び立っていく壮大な曲調と歌詞が魅力的ですよね。作中の美しいグラフィックとこの曲は非常にマッチしていて神秘的に感じます。
PS3が発売されたばかりの時に見た『白騎士物語』の映像は結構衝撃的で、「こんな綺麗なグラフィックでゲーム本編を遊ぶことが出来るのか!」と当時は息を呑んだことを今でも覚えています。『白騎士物語 -光と闇の覚醒-』は、2作目の作品なのですがこのソフト1つで1作目である『白騎士物語 -古の鼓動-』のストーリーも楽しめますので、是非。
②『ファイナルファンタジー13』より 「君がいるから」
言わずと知れた名作RPG『ファイナルファンタジー 』(以下、FFと略す) シリーズのナンバリングタイトル、『ファイナルファンタジー13』のテーマソングです。初めに聴いたときはあのSFファンタジーな世界観に合うのかなと思ってたんですが、発売前に公開された公式トレーラーを観ると本当に作品の雰囲気にとても合っているんですよね。人の儚さと強さが詰まっている感じがして、とても良い。
FINAL FANTASY XIII Final Trailer
実は私がこの主題歌を知ったのは某アカペラアレンジの楽譜集からなんですが、FFシリーズの楽曲ってなんか口ずさんでしまいたくなりますよね。同楽譜集に収録されていた『FFⅥ』の「エドガー、マッシュのテーマ」のジャズアカペラアレンジである「運命のコイン」という曲が個人的に凄く耳に残っていて、時々口ずさんでしまいます。
アカペラアレンジの楽譜集には模範演奏も入っているので、純粋に歌を聴く用途で買うのも有りだと思います。下記に詳細を貼っておくので皆も買ってみてください!
③『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女』 より「謳う丘 -Harminics EOLIA」
ゲーム内においても「詩」が関わる作品である「アルトネリコ」シリーズの曲です。同名の曲が各ナンバリング毎に出てくるのですが、今回のものは1作目の曲ですね。この曲中にも、ゲーム用に作られたオリジナル言語である「ヒュムノス語」が用いられています。挿入歌が物語と連携しているなど、ただの挿入歌以上の意味合いがあるようです。
当時は何となく「えっちいゲーム」という印象があって、プレイすることに抵抗があったのですが、作中のBGMも凄く良いのでやってみたいなと思ってます。ただ、未だにリマスター等がなされていないので、現状ではPS2、PS3でしか出来ないのが勿体ないですよね。リマスターされないかなあ。
④『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』より 「Beyond the bounds」
こちらの曲も、フィンランド語を元にしたゲームオリジナルの造語と一部英語を用いた歌詞となっている曲です。この曲の魅力は、なんといってもオリジナル言語での歌っているような、唱えているようなリズムが本当に心地よいです。
ゲーム自体は、『メタルギア』シリーズでお馴染み小島秀夫氏がプロデュースする、所謂ロボット物で『ZONE OF THE ENDERS』の続編で『Z.O.E』シリーズの一つです。『Z.O.E』シリーズはアニメ作品も作成されており、複数のメディア作品を通して物語や世界観の全容を知ることが出来るという面白い作品です。個人的になんですが、PS2くらいのゲームって挑戦的な販売戦略であったり、設定であったりと攻めたやり方が多かったですよね。現在はそういう意欲作はインディーズ作品に多くなった気がします。
⑤『ペルソナ5』より「Rivers In The Desert」
『ペルソナ5』は他にも、「Life Will Change」や「Last Surprise」など良い曲が目白押しですよね。『ペルソナ4』や『ペルソナ3』も名曲揃いなのですが、そちらはまた今度紹介したいと思います。本当にベースラインが良いんですよ!!
ゲーム中で歌詞がついている曲がBGMとして流れるというのは結構珍しくて、『ペルソナ3』以降のスタイリッシュ路線を形作っている仕様の一つだと思っています。普通なら歌詞があると気になってしまうんですが、ペルソナシリーズの楽曲はそういうことが全然無いんですよね。
『ペルソナ5』もまだプレイは出来ていないのですが、近いうちに必ずプレイしようと決めている1作ですね。スマブラにも参戦してますので。まあ黒幕についてはネタバレを踏んでしまっているのですが。とにかく、ゲームも音楽自体も魅力的です。
⑥『きみのためなら死ねる』 より、「きみのためなら死ねる」
ニンテンドーDSのローンチタイトルの一つである『きみのためなら死ねる』のテーマソングです。ちなみに略称は「きみしね」とまた強烈。ゲーム自体はミニゲーム集のようになっていて、ちゃんとストーリーもあります。この曲自体もストーリーに沿ったものになっていたりと意外とちゃんとしています。不思議と耳に残ってしまう曲ですよね。
ゲームタイトルは奇抜ですが、実はタイトルがストーリーにも関わっているという堅実な作品であったりします。ちなみに、続編のタイトルは「赤ちゃんはどこから来るの?」(略称:「あかどこ」) とこれもすごいタイトルです。こっちの主題歌も中々に耳に残る曲なので、最後の最後までどちらにしようか迷いました。
ということで、2日に続けてゲーム音楽の紹介をさせて頂きました。私は、音楽とは、曲と共にそのとき起こっていたことや自分の心境などを内包して刻み込んでくれるものだと思っています。特にゲーム音楽は、その時のゲームへの思い入れや感情移入した気持ちなどがこもりやすい物だと思うので、是非音楽と共に作品にも手を伸ばしてみて頂ければと思います。
また、皆さんのお気に入りのゲーム音楽なども知りたいなと思ってます。オススメのゲーム音楽などがあれば、コメント等で教えて頂ければ嬉しいです!
それでは、よい音楽ライフを!