今更ながら、プレイステーション5 (以下、「PS5」と略す) が発売されましたね。
争奪戦がもの凄いことになっていることと、最低でも4万円という価格の壁にぶち当たって未だに手を出せそうにないです。ということで、懐かしのプレイステーション2 (以下、「PS2」と略す) の思い出でも。ちなみに、初代プレイステーションで初めて遊んだゲームは。記憶の中では『スターグラディエーター』だった気がします。初プレイのチョイスが独特すぎる。
PS2が初めて家に来たときのことは今でも覚えています。休日の朝にダラダラと起きてきたら、兄が居間で遊ぶゲーム画面に感動した記憶があります。当時はカクカクしたポリゴンから、ムービー以外でもなめらかに動く映像となったことは驚くべきことでした。その時見たゲームも未だに覚えていて、『ファンタビジョン』というゲームでした。
『ファンタビジョン』は花火を連鎖させて得点を稼ぐシンプルなゲームですが、そのシンプルさが当時は面白かったんですよね。また、「スターマインモード」では、次から次へと得点を稼ぐのも意外と楽しい。当時もゲームが下手な人間だったので、こういった簡単なゲームの方が中毒性があって好きだったんです。
今思うとかなり単調なゲームなんですけど、花火を見てると綺麗だし、チェインのシステムとかがやってくと結構気持ち良くなってくるんですよ。少し前にゲームショップで数百円で売られているのを見たのは時代を感じましたが。ただ、一人でストーリー? を進めるくらいしか遊び方がなかったので、人と遊べないのが難点でした。調べてみると、『ふたりのファンタビジョン』という続編では色々モード追加がなされているみたいですね。
こういう良い意味でありがちなゲームって結構ローンチタイトルや、発売日周辺に出ることが多いのですが、意外とずっと出来てしまうような良作が多い気がします。今なら恐らく『ファンタビジョン』、『ふたりのファンタビジョン』共に、500円以下で買えると思うのでよろしければやってみてください。
もう一つのゲームは、『バウンサー』です。最近クソゲーの類いで紹介されていて少し悲しくなりました。記事の方と同様に、当時の私は「とても楽しいゲーム」として記憶していたのですが、こちらも後にゲームショップのワゴンに数百円で売られているのを見てショックでした。
当時、我が家は定価で買っているはずだから。
ですが、今考えると途中のロボットの敵を倒すための最適解が「後ろ蹴りでハメ続ける」(※当時の自分調べ) だったり、一日でストーリーをクリア出来てしまったり (当時のゲームとしてもあまりに内容が薄い) と気になる点というか不満点が多かったりします。対戦モード用の隠しキャラ解放に周回を強いられる割に、周回で大した変化も無いところも飽きやすいポイントですね。
あれ……今思い返すと、初期PS2のゲームとしてもクソゲーなのでは?
ちなみに、主人公である「シオン」が『キングダムハーツ』の「ソラ」みたいな見た目をしています。自分だけかと思ってましたが、今回記事を書くに当たって調べていたら多くの人が書いていてホッとしました。シオンという名前でソラに似ているとは中々に意味深ですが……。
対戦パーティーゲームとしては比較的楽しいらしいのですが、当時の私はPS2専用のマルチタップも、一緒にこのゲームをやってくれる友人もいなかったので楽しむことが出来なかったです。結果として、一人でストーリーモードをひたすら周回するという悲しい遊び方をしていました。PS2専用マルチタップ、当時は結構高かったために学生の身分では購入が厳しかったのです。
PS2専用マルチタップでの思い出といえば、『ガチャメカスタジアム サルバトーレ』を友達の家でガヤガヤやったのも覚えています。PS2版の『スマブラ』みたいな感じでかなり盛り上がるんですよね。まあ、我が家にはマルチタップが無かったので買えず、クソ下手すぎて友達に負け続けてたのですが。
とはいえ、何だかんだで当時はクソゲーであっても楽しめていたことは確かです。やはりローンチタイトルや初期に発売されたタイトルは、新ハードのスペックを十二分に活かそうとした挑戦的なゲームが多くて楽しいです。PS5は現状手に入っていませんが、買えたときにはそういった面にも注目したいですね。
PS5版『デモンズソウル』、早くやりたいなぁ……。