ヤンヤンつけボーの粉は残りがち

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2020年度に突入!! 新年の新星と旧友との邂逅は何をもたらすのか!!【そして時は動き出す⑩ (2020年1号~6・7号)】

絶賛昼夜逆転中です。最近はブログの完成までに時間がかかりすぎて、朝方までブログ作成をしていることが多いです。その割には、更新頻度に繋がっていないのが悲しい。色々と効率化する必要があるなぁと痛感する午前5時です。

 

それでは今週分の感想です。本企画も何だかんだで10回目に到達しました。最新号にはまだ程遠いので、どうぞもうしばらくのお付き合いをお願いいたします。

 

前回までの流れは以下からどうぞ。

yanyantukeboono.hatenablog.com

 

今週は2020年1号~6・7号までの5号分の感想です! (1~2号の表紙は感想のところにあります) 時代は2020年度へ! 新連載とお別れも多くて寂しいような嬉しいような。

 

週刊少年ジャンプ(3) 2020年 1/15 号 [雑誌]

週刊少年ジャンプ(4・5) 2020年 1/23 号 [雑誌]

週刊少年ジャンプ(6・7) 2020年 1/30 号 [雑誌]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ZIPMAN』 第1~5話

 週刊少年ジャンプ(1) 2020年 1/1 号 [雑誌]

 

新年1号目の新連載です。1話目は主人公の弟の葬式というインパクトのあるスタートから、ロボットになった弟とそれを装着する兄という戦隊モノやヒーローモノの始まり感がある内容でした。出だしはすごく面白かったです。また、2話では倒すべき敵である「会長 (チェアマン)」の存在が明かされるなど、テンポもそんなに悪くないので個人的には好きな感じ。主人公も顔が怖いだけの良いやつなので好感も持てます。何より「2人で1人」っていうのがグッと来てしまうんですよね。仮面ライダーダブルみたいで。逆にちょっと心配な点としては、ヒロインである「千奈」の笑顔にすることがメインになっているので展開がマンネリ化してしまいそうな部分ですかね。そこに関しては、今後に期待です! 今回読んだ中では、作中内で「ZIPMAN」という名前が決まったシーンがめちゃくちゃ良かったです。双子の顔をそれぞれジッパーで分けるコマ振りはセンスが光っていたなぁ。

 

 

『AGRAVITY BOYS』 第1~4話

週刊少年ジャンプ(2) 2020年 1/8 号 [雑誌]

 

こちらも新連載。1話から人類が滅びているかもしれないというスタートと、誰か一人を女性に変えようというとんでもない展開でした。実は当時の連載当初もTwitter等でにわかに話題になっていた1話だったので、この冒頭だけは知っていました。突拍子もない展開ながら、ちゃんとオチがついていて面白かったです。ノリがスケットダンス監獄学園みたいなコメディで滑り出しは好調な感じです。現状の4話まででは、それぞれのキャラクターたちの格好良い部分や良いところが分かりやすくて面白いですね。クリスを巡る話題は1話で終了かと思いきや、その後も度々話題に上がるのも面白い。4話でのファンレター募集の連打も破茶滅茶に面白かったです。しかし、クリス本当に可愛いな。ジワジワと本筋の惑星探査と人類の生き残り探しも進んでいるので、今後も楽しみな作品です。

 

 

ドクターストーン リブート:百夜』 第6~9話 (最終話)

Dr.STONE reboot:百夜 Dr.STONE reboot:百夜 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

百夜がいなくなった後も、百夜を待つためにISSからライトを照射し続けるレイ。マスコットみたいな見た目のレイが一生懸命宇宙を駆け回って行くのが可愛らしくもあり、切なくもありましたね。特に、老いた百夜が川で絶命する寸前に照射されたライトに気づくシーンは泣きそうになりました。今回もストーリーのメインは宇宙空間でのDIYでしたね。地球の資源は枯渇気味ですが、宇宙には色んな資源が眠っているかもしれないんだなあ。確かに宇宙にはロマンが溢れてますね。

 

 最後は遂に、人型AIにまで進化してしまいましたがどうなるのか。最後にクロムがメッセージに気づいていたのも粋でしたね。「WHYマン」たちも宇宙と何らかの関係がありそうな気がしますので、かなり先になりそうですが技術が発展したときに「レイ」と合流する流れなんかもあるかもしれませんね。話は変わりますが、この短期集中連載が終了した次週にBoichi先生が急病で休載していました。週2本連載は相当な負担だったんだろうなと思います。単純計算で労力2倍ですもん、そりゃあ大変だったと思います。どうぞご自愛ください。とにかく、Boichi先生週2本連載本当にお疲れさまでした! 

 

 

チェンソーマン』 第49~53話

チェンソーマン 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

ボムの能力を使いこなすボムの悪魔「レゼ」戦が続いています。デンジはサメの魔人「ビーム」による「チェンソーの悪魔はチェーンソーのチェーンを利用していた」という発言からチェーンを使った奇想天外な戦い方を披露しました。レゼとの決戦では、彼女と自分をチェーンで縛って海に落ちるという意外な決着。結構あっさり終わりましたね。その後にデンジはレゼとの駆け落ちを提案しますが、レゼはマキマと天使の悪魔によって始末されてしまいます。

 

レゼの一件、結局デンジは気づかないままなのが切ないです。こういう展開ってよく見るのですが、敵味方関係なく気づかれずに死んでいくのが可愛そうで。いつもしんどく感じてしまいます。あと、ネズミの中から出現したマキマさん、何の能力なのかよくわからなくなってきました。他にも、天使の悪魔の心情変化、地獄でのチェンソーの悪魔についても気になるところ。 今回出てきた「地獄」という話題は、本当に地獄の話なんでしょうかね。「天使の悪魔」が存在していることを考えると、チェンソーの悪魔の本質は「地獄の悪魔」だったりするのかな。そもそも先代チェンソーの悪魔であるポチ太は、人類にとっての敵か味方かどちらだったんでしょうね。伏線は増え続けていますので、今後回収されていくのが楽しみです。

 

 

『呪術廻戦』 第86~90話

呪術廻戦 10 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

渋谷での戦いが本格化してきました。虎杖は「帳」を護る飛蝗の呪霊と戦い、無事勝利しました。虎杖、普通に宿儺の力に頼らなくても勝てるようになってきてますね。真人との決戦は今回見られるのかどうか。一方、五条悟は一般人、呪霊、改造人間たちが入り交じる戦況に苦戦を強いられます。五条は領域展開「無量空処」を一瞬だけ発動させて改造人間を一掃するも、偽物の夏油傑の作戦通り「獄門彊」に封印されてしまいそうです。

 

今回はまさかの五条悟封印。そして親友であった夏油傑本人は既に五条悟によって始末しており、現在いるのは偽物だったことが判明。そして3年乙骨優太のビジュアルと能力の一部解禁されるなど重要情報てんこもりでしたね。五条悟という最強の武器が封印されつつある呪術師組はどうするのか、そして虎杖の元についたミニメカ丸は何者なのかが気になります。あと、夏油傑をボコしたのって乙骨先輩だったんですね。どうやらここら辺の内容は『呪術廻戦0』で描かれているみたいです。映画化もされるらしいので、それまでには読まないと。

 

あと、夏油傑の身体を操っている存在は何者でしょうか。術式を使いこなしているところを見るに、呪術師または呪詛師なのかな。ただ、言い方的に何度も肉体を変えてそうなのでほぼ呪霊みたいな存在になってそうですが。

 

jujutsukaisen-movie.jp

 

 

『ビーストチルドレン』 第27話 (最終話)

ビーストチルドレン 3 (ジャンプコミックス)

 

個人的に面白くなりそうと思っていた作品でしたが、少し盛り上がりに欠けたまま打ち切りとなってしまいました。最後話では、先輩とのスクラム対決で終了でした。1話の始まりは良い感じだと思ったのですが、その後に試合が始まるまでがちょっと長すぎた気がします。せめて最初の盛り上がりとなるセブンスくらいは、4~5話くらいまでに始めてほしかったなあと思いました。あとは、キャプテン以外のチームメンバーが地味だったのも勿体なかったです。試合が始まってからは結構楽しく読めていたので、序盤はドンドン試合を見せてほしかったなという感じ。

 

似たスポーツのジャンプ作品としてアイシールド21が挙げられますが、そちらでは4話で試合開始と後のライバルである王城の進、桜庭が登場。1巻の終わりである7話で第1試合が終わっています。その後も、9話で神龍寺の金剛兄弟が顔見せ、モン太の登場は21話となっています。比較すると、やっぱり本作の展開の遅さが目についてしまいますね。努力する主人公には凄く好感が持てたので、もっと主人公が試合で活躍する姿が見たかったです。

 

 

『トーキョー忍スクワッド』 第26~27話 (最終話)

トーキョー忍スクワッド 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

こちらも盛り上がりに欠けたまま、打ち切りとなってしまいました。最終話では、師匠との戦いの後、それぞれのスクワッドメンバーが成長した姿がお披露目されて終了となりました。本作は「どこを目指しているのか分からない」、「忍術が何なのかわかりにくい」という部分が特に気になりました。1つ目については、『ワンピース』なら「海賊王」チェンソーマン』なら「銃の悪魔を倒す」などの最終目標があるとこれからが分かりやすくなるように感じます。また、『呪術廻戦』「真人を祓う」といったような現時点での目標があるのも分かりやすいですよね。本作ではその部分が見えてこないので、ずっとふわふわした感じで進んでいるように感じました。後半の方で明かされた「閣下」というラスボスを早期に匂わせていれば、今後の最終目標も明確になったんじゃないかと思いました。

 

2つ目については、1話で色んな説明がされていたのに「忍術」というものが何かよく分からない感じがしました。習得年数などは書いてありましたが、主人公の操る「磁界術」がどの程度凄いものかも個人的にはわかりにくかったです。敵の反応からは凄い忍術っぽさは出ていましたが、どうも他の忍術との違いが見えてこなかったです。凄さが分かるのも、最終話近くの師匠が登場した時というのも……。初めに世界観の説明に終止してしまわないということは本当に大事ですが、説明と展開の塩梅って凄く難しいんだろうなと思いました。

 

 

 

今回は『ビーストチルドレン』『トーキョー忍スクワッド』が打ち切られ、ドクターストーン リブート: 百夜』の短期集中連載が終了。『ZIPMAN』『AGRAVITY BOYS』が新たに連載が始まりました。新年はいつも激動のスタートを迎える印象のジャンプですが、今年の新連載は続いてくれると嬉しいなーという印象です。少しでも長く続くと良いんですが、どうかなー。ではまた次回。